小樽EVバス運行開始
2025-08-08 16:12:00

小樽市初の自動運転EVバス運行スタート!未来の交通担う試み

小樽市初の自動運転EVバス、実証運行スタート!



北海道小樽市が、株式会社マクニカとの協力のもと、初の自動運転EVバスの実証運行を開始することを発表しました。この取り組みは、今後のバス路線の維持を目指すための重要なステップとなります。

自動運転EVバスの導入背景



近年、日本各地でバス運転手不足が深刻化しています。この問題に対処すべく、小樽市は新たな交通手段の導入を模索し、マクニカの技術を活用することになりました。自動運転技術は、交通の将来を見据える上で非常に重要な鍵を握っているのです。

実証運行の内容



実証運行では、自動運転レベル2の技術を使用し、小樽国際インフォメーションセンターから小樽運河、堺町通り周辺を循環する3.7キロメートルのルートで、1日7便を運行します。基本的には自動で運行しますが、オペレーターが同乗し、必要に応じて手動による介入も行われます。

特に、運行中に障害物を検知した場合には、自動停止機能が働き、オペレーターが安全を確認してから再び運行を再開します。このように安全面にも十分配慮されています。

走行データの管理



運行中のデータは、マクニカが提供する遠隔運行管理システム「everfleet」に連携され、リアルタイムでモニタリング可能です。これにより、運行状況を遠隔地からでも操作・確認でき、安全性を確保しつつ効率的な運行管理が実現されます。

デザインにも地域との連携



自動運転EVバスの外装デザインは、北海道科学大学の学生たちによるもので、地域の特色を活かした「小樽切子」をモチーフにしています。デザインコンペを通じて選ばれた作品は、波や灯台の美しさを表現しており、一層地域の人々に親しまれることでしょう。バスのラッピングデザインは、実証運行中にパネル展が開かれ、地域活性にも寄与します。

バスの試乗会について



実証運行の期間は2025年8月18日から31日までの14日間で、運行時間は9:00から16:40の間で行われます。乗車は無料で、市民は事前に予約をすることで奇数便に乗車できるほか、偶数便は当日先着順での乗車も可能です。乗車定員は1便あたり8名となっています。

小樽市の魅力



小樽市は自然が豊かで、四季折々の美しい景色が楽しめます。また、歴史ある港町であり、食文化も豊かです。新しい交通手段が導入されることで、市民や観光客にとっての利便性も向上するでしょう。これからの小樽市の交通網の進化に期待が寄せられています。

まとめ



小樽市とマクニカの取り組みは、単なる交通手段の導入にとどまらず、地域の活性化や未来の交通モデルを形成する重要な実験でもあります。今後の展開と、どのように地域の課題解決につながるのか、目が離せません。自動運転EVバスが実現する未来の街づくりに、大いに期待しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社マクニカ
住所
電話番号

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