トイザらスの震災復興支援
2012-01-26 14:00:02
日本トイザらス、東日本大震災被災地支援のCSR活動に尽力!KONISHIKIサンタも参加した玩具寄付など
日本トイザらスの東日本大震災復興支援とCSR活動
2011年、東日本大震災は日本中に大きな爪痕を残しました。日本トイザらス株式会社は、被災した子どもたちと家族、そして地域社会の復興支援に積極的に取り組みました。その活動は、玩具の寄付、店頭募金活動、ベビー用品の提供など多岐に渡り、企業の社会的責任(CSR)を強く意識した取り組みとして高く評価されています。
KONISHIKIサンタと東北の子供たちへのプレゼント
特に印象的なのは、元大関のKONISHIKIさんが主催する「KONYサンタ・クリスマスin東北プロジェクト」への協賛です。日本トイザらスは、このプロジェクトに1000個以上の玩具を寄付。KONISHIKIさん自身サンタクロースとして、岩手県、宮城県、福島県の学校や児童養護施設を訪問し、子どもたちにプレゼントを手渡しました。
この活動には、セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの生徒たちも参加。彼ら自身も玩具を寄付し、被災地の子どもたちへのメッセージを添えました。この温かい連帯は、被災地へ届く支援の輪をさらに広げるものとなりました。
その他の寄付活動と支援の輪
KONISHIKIさんへの寄付以外にも、日本トイザらスは新潟、埼玉、東京などにある児童福祉施設に500個以上の玩具を寄付しました。これらの活動は、被災地の子どもたちだけでなく、全国の施設にいる子どもたちへの支援にも繋がっています。
日本トイザらスアジア・パシフィック社長モニカ・メルツ氏は、この活動について「サポートを必要とする子どもたちへの継続的な支援」とコメント。寄付活動を通じて、多くの人々の注目を集め、更なる支援を呼びかけることを目指しました。
緊急支援から長期的な支援へ
震災直後には、緊急支援として数万枚の紙おむつ、毛布、パジャマなどのベビー用品をセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)を通じて被災地へ届けました。その後も、全国の店舗で店頭募金活動を実施。集まった約830万円をSCJに寄付しました。さらに、復興支援を目的としたオリジナルミニバックの売り上げ全額(100万円超)もSCJへ寄付する計画です。
米国トイザらス本社も「トイザラス・チルドレン・ファンド」を通じて100万ドルをSCJに寄付するなど、グローバル企業としての強みを活かした支援体制が構築されました。また、被災した自社従業員への支援として、グループ各国の従業員から集められた2000万円以上の寄付金も活用されました。
モニカ・メルツ氏は、海外拠点との連携による迅速な物資供給や、国内物流ネットワークの強さを強調。グローバル企業ならではの迅速かつ効率的な支援体制が、被災地の早期復興に貢献した点を明らかにしました。
環境への配慮も継続
日本トイザらスは、社会貢献活動として環境保護にも力を入れています。「エコキャップ運動」への参加や、店舗・物流センターの省エネルギー化、環境に優しい資材の使用など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進しています。
2011年10月には、「2011年藤沢ビーチクリーニングプロジェクト」にも協賛。従業員を含む220名以上のボランティアが海岸清掃に参加し、環境保全活動にも貢献しました。
まとめ
日本トイザらスの2011年度CSR活動は、東日本大震災への対応を軸に、玩具の寄付、募金活動、ベビー用品の提供、環境保護活動など、多岐にわたる取り組みで構成されています。KONISHIKIさんとのコラボレーションや、グローバル企業としての強みを生かした支援は、被災地への温かい支援として大きなインパクトを与えました。この活動は、企業が社会貢献活動を行う上での模範例と言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
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日本トイザらス株式会社
- 住所
- 神奈川県川崎市幸区大宮町1310番地ミューザ川崎セントラルタワー25階
- 電話番号
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