紀州の梅酒が新たな形で登場
和歌山県みなべ町で、12月16日に新しくオープンしたECサイト『MINABE CRAFT UMESHU』は、厳選された梅酒の数々を提供します。みなべ町は、日本の梅酒において最高峰とも称される紀州南高梅の生産地。この地で育まれた梅酒文化を広めることを目指し、こだわりの「クラフト梅酒」が登場しました。
みなべ町の梅酒文化
みなべ町では、昔から家庭で作る梅酒が根付いており、住民たちは自家製の梅酒レシピを持っています。この地で栽培された南高梅は、自家農園で育成されたもので、安心安全が大きな特徴です。「Farm to Table」の理念に基づき、地元の小規模農家と協力し、手作りの梅酒を生産しています。このような背景から、みなべ町の梅酒は作り手の個性が際立つ逸品となっているのです。
MINABE CRAFT UMESHUの魅力
新たに立ち上がったECサイト『MINABE CRAFT UMESHU』では、特に選りすぐりの梅酒10種が販売されます。これには、地域で作られた特徴的な梅酒を5本ずつセットにした、1〜5セレクションと6〜10セレクションがあります。中でも、特筆すべきは世界初となるジン梅酒「Yii (イー)」です。この梅酒は、和歌山県産のボタニカルをふんだんに使い、梅の酸味とジン特有のスパイシーな香りがふんだんに楽しめる一品。美しいボトルと相まって、500mlの限定販売が行われています。
梅酒の新しい楽しみ方
「みなべクラフト梅酒」は、梅酒を新しい視点で提案します。従来の飲み方を超え、ミクソロジーやカクテルとしての活用、さまざまな料理とのペアリングを考案することで、若い世代にも梅酒の魅力を伝えたいと考えています。これにより、日本国内はもちろん、海外への発信も視野に入れ、新しい梅酒体験を創出していきます。
梅酒特区とは?
和歌山県みなべ町は、2008年に「梅酒特区」に認定され、こうした特区では地域で生産された梅を使用して梅酒を製造する際、少量生産でも酒類製造免許を受けられる特例があります。これにより、現在では60種類以上の梅酒が誕生しており、その中から特にユニークなものをピックアップして提供しているのが『MINABE CRAFT UMESHU』です。
まとめ
新たに誕生した『MINABE CRAFT UMESHU』は、みなべの梅酒の魅力を世界に届けるためのプラットフォームとして、多くの人々にその価値を知ってもらうことを目指しています。梅酒の可能性を広げる取り組みに期待が寄せられる中、ぜひ一度、この魅力的な梅酒をご賞味ください。
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