A1Growthが介護の未来を描く「ビジョンクラフト事業」を始動

A1Growth、介護の未来を描く「ビジョンクラフト事業」をスタート

株式会社A1Growthは、介護現場における新しい価値の創造に向けた「ビジョンクラフト事業」を開始しました。このプロジェクトは、ＳＯＭＰＯケア株式会社が手掛ける「Future Care Lab in Japan」で実施される未来の介護テクノロジー展『2030年から問う介護』に関連しており、来場者が介護の現場で直面する問いを一緒に考えることを目的としています。

1. 背景と目的

現在、介護業界では業務効率やケア品質向上を目指し、ICTや介護ロボットなどの先端技術が続々と導入されています。2019年に設立されたFuture Care Labは、介護テクノロジーの革新を促進するリビングラボとして機能し、開発企業や介護事業者が集い、実証評価や開発支援を行っています。多くの訪問者がその場で意見交換を行うことで、新たな気づきを得ています。

FCLでは介護において重要なのは、どのテクノロジーを導入するかではなく、「なぜその取り組みを行うのか」が重視されています。今回の展示は、2030年を見据えた未来の介護の姿を共に考えるきっかけを提供するものです。

2. 『2030年から問う介護』の内容

この取り組みでは、A1Growthがネーミング、ビジュアル、体験デザインを担当した展示を行います。このプロジェクトで開発された4つの模型は、一定期間FCLに展示され、来場する介護事業者からのフィードバックを得る機会が設けられます。各模型の共同開発パートナーとそのテーマは以下の通りです：

1. 「ひろがる、介護施設の可能性」 - 共同開発: 国立大学法人東北大学、プラナス株式会社
2. 「快適な暮らしを、考える」 - 共同開発: パラマウントベッド株式会社
3. 「職員が記録しない介護記録」 - 共同開発: 株式会社ブライト・ヴィー
4. 「働き手はどんな職場を選ぶか」 - 共同開発: 社会福祉法人若竹大寿会

全体デザインはA1Growthが手掛けています。展覧会に訪れた方々には、自社の視点から介護の未来について考えてもらいたいと願っています。