東京フィルハーモニー交響楽団の2026-27シーズン定期演奏会ラインナップ
公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団(東京フィル)が、2026年1月から2027年2月までの新シーズンの定期演奏会を発表しました。この新シーズンでは、Bunkamuraオーチャードホール、サントリーホール、東京オペラシティコンサートホールの三つの主要会場で開催され、多彩なプログラムが披露されます。
チケットの販売は、11月22日(土)10:00から、東京フィルフレンズ会員を対象にした優先販売が行われます。また、誰でも1割引で購入できるWEB優先販売も同じく開始され、これは12月8日(月)までの期間限定です。一般販売は12月9日(火)から始まります。
豪華な指揮者陣と魅力的なプログラム
2026-27シーズンの演奏会では、名誉音楽監督のチョン・ミョンフン、首席指揮者のアンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者のミハイル・プレトニョフといった国際的に著名な指揮者たちが登場します。加えて、ヴァイオリニストのピンカス・ズーカーマンや小林研一郎、ファゴット奏者のソフィー・デルヴォーといった素晴らしいソリストたちが共演します。
特に注目すべきは、ズーカーマンやデルヴォーが「弾き振り」や「吹き振り」を行う点であり、演奏が一層迫力を増します。また、チョン・ミョンフンが指揮するビゼー『カルメン』の演奏会形式や、バッティストーニのマーラーの交響曲、プレトニョフによる独自作品やチャイコフスキーの演奏も含まれた充実したラインナップが用意されています。
シーズンを通じて楽しむ音楽の醍醐味
このシーズンでは、コンサートの回ごとに異なる魅力を持つプログラムが用意されており、音楽ファンにとっては興味深い体験となること間違いありません。例えば、2027年1月にはデビューを果たしたソフィー・デルヴォーの指揮するファゴット協奏曲による公演が予定されています。このように各回に異なる音楽的発見があり、シーズン全体を通して楽しむことができます。
さらに、東京フィルはこれまで積み重ねてきた豊かな音楽の歴史と、ヨーロッパの演奏旅行を経てよりいっそう国際的な評価を高めており、その成果を直接体感できる機会でもあります。
チケット購入方法
チケットは、東京フィルの公式サイトや電話での予約が可能です。具体的には、東京フィルチケットサービスが電話受付を行っており、定期会員の方は特別価格でチケットを購入できます。また、WEBチケットサービスでも購入ができ、期間中はどなたでも割引が適用されます。詳細な情報は東京フィルの公式ウェブサイトにてご確認ください。
総括
2026-27シーズンの東京フィルの定期演奏会は、品質の高い音楽体験を求めるファンにとって見逃せないイベントです。国際的に活躍するマエストロとたくさんのソリストによる多彩なプログラムが用意されており、豊かな音楽の世界に浸る絶好の機会となるでしょう。ぜひ、シーズンを通して東京フィルと素晴らしい音楽の旅をお楽しみください。