中古マンション人気上昇
2024-06-25 17:07:34

築31年以上の中古マンションが人気!リノベーションで「暮らしの体験価値」重視の時代へ

築31年以上の中古マンションが人気!リノベーションで「暮らしの体験価値」重視の時代へ



リノベーションプラットフォーム「リノベる。」を運営するリノベる株式会社は、ユーザーレポートを発表しました。レポートによると、成約物件の65%が築31年以上の中古マンションという結果に。これは、首都圏における中古マンション成約に占める築31年以上の比率の倍以上とのことです。

近年、新築マンション価格は高騰し、中古マンションが注目されています。特に、築31年以上の中古マンションは、新耐震基準の物件が増加し、耐震性に懸念がない物件が増えていること、また、価格が下げ止まり、将来的な下落リスクが小さいことから人気が高まっていると考えられます。さらに、省エネリノベーションの補助金等の後押しもあり、中古マンションの省エネ性能・断熱性能に対するネックが解消されやすくなったことも要因として挙げられます。

ユーザーレポートでは、築年数以外にも、年齢や家族構成、リノベーション価格などの変化も明らかになりました。

# ユーザーの変化



年齢層: 20代~30代前半のユーザーが増加し、ユーザー全体の4割を占めるようになりました。50代も増加傾向にあり、幅広い世代から選ばれるようになっています。
家族構成: ファミリー、単身、夫婦&パートナー世帯の比率がほぼ1:1:1となりました。
リノベーション価格: 平均リノベーション価格は2021年の1,260万円から2023年には1,360万円と100万円増加しました。これは、資材や人件費の上昇に加え、「暮らしの体験価値」を向上させるリノベーションが増加していることが要因と考えられます。
平均面積: 2023年の平均面積は66.6㎡。首都圏に限定すると64.3㎡となり、首都圏マンション市場の平均面積と比較してやや広くなっています。

# 「暮らしの体験価値」を重視する時代



リノベる。ユーザーは、新築マンションや新築戸建てと比較検討の上、「暮らしの体験価値」を重視して中古マンションを選択していることがわかります。中古マンションを購入し、リノベーションすることで、自分たちのライフスタイルに合った理想の住空間を実現したいというニーズが高まっていると考えられます。

築古マンションの魅力



築31年以上の中古マンションは、価格が手頃で、広さがある物件が多いのが魅力です。また、歴史を感じられるレトロな雰囲気や、個性的な間取りを持つ物件も多いことから、近年人気が高まっています。

リノベーションによって、古いマンションを最新の設備や内装に生まれ変わらせることができます。耐震補強や断熱性能の向上など、安全面や快適性も向上させることが可能です。

まとめ



中古マンションは、新築マンションに比べて価格が手頃で、個性的な物件が多いという魅力があります。リノベーションによって、自分たちの理想の住空間を実現できることから、今後も中古マンションへの注目度は高まっていくと考えられます。

中古マンション×リノベーション:進化する住まい選び



今回のリノベる。ユーザーレポートは、中古マンション市場における変化を如実に示しており、非常に興味深い内容でした。特に、築31年以上の中古マンションが65%と、圧倒的な人気を博している点は注目すべきです。

新築マンションの高騰が続く中、中古マンションは価格面で魅力的な選択肢として注目されていますが、単に価格の安さだけでなく、リノベーションによって「暮らしの体験価値」を向上させることができる点が、ユーザーにとって大きな魅力となっていると感じます。

レポートからは、ユーザーの年齢層や家族構成が多様化していることもわかります。かつては、リノベーションといえば、こだわりを持つ一部の層が選択するものでしたが、今では、幅広い世代が、自分たちのライフスタイルに合った住空間を実現するために、リノベーションを選択するようになっています。

また、リノベーション価格の増加は、単なる資材価格の上昇だけでなく、「暮らしの体験価値」を向上させるための高機能な設備や素材、そしてデザインへの投資が増えていることを示唆しています。これは、住まいに対する価値観が変化し、単に生活の場としてではなく、自分たちの個性を表現し、豊かな生活を送るための空間として捉える人が増えていることを意味しているのではないでしょうか。

今回のレポートで最も興味深かったのは、築31年以上の中古マンションの人気上昇です。新耐震基準の物件が増加し、耐震性能への不安が解消されつつあること、また、価格の安定感から将来的な下落リスクが小さいことなどが、ユーザーの安心感を高めていると考えられます。

さらに、省エネリノベーションの補助金制度などの後押しもあり、中古マンションの省エネ性能や断熱性能に対する課題も克服されつつあります。

中古マンションは、新築マンションに比べて環境負荷が低く、サステナビリティの観点からも注目されています。リノベーションによって、古い建物を再生することで、資源の有効活用にも貢献できます。

今後、中古マンションとリノベーションは、ますます注目されていくでしょう。ユーザーは、価格、性能、デザインなど、様々な要素を考慮しながら、自分にとって最適な住まいを選び、リノベーションによって理想の住空間を実現していくことになるでしょう。

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