アパレルブランド「Macqlo」新プロジェクトを発表
株式会社オアシスライフスタイルグループが展開するアパレルブランド「Macqlo」は、今秋より新たに「KUROZOME REWEAR FROM KYOTO」という再生プロジェクトをスタートします。このプロジェクトでは、京都の伝統的な黒紋付染め技術を用い、着用できなくなった衣類を再び蘇らせる取り組みです。
ブランドコンセプト
「Macqlo」は2024年3月に登場したばかりの新しいブランドで、"黒×高機能"をテーマにした衣料品を扱っています。ファッションにおいては、男性の“面倒だけどこだわりがある”という悩みに応える商品を提供し、特に30-40代の男性をターゲットとしています。ブランドの理念は、日常の服選びを簡素化しつつも、機能性の高いアイテムを選んでもらうことです。
プロジェクトの概要
「KUROZOME REWEAR FROM KYOTO」プロジェクトでは、シミや色あせに悩む衣類を、京黒紋付染め技術で美しい黒に再生します。京都に拠点を置く株式会社京都紋付は、100年以上にわたりこの黒染技術を磨いており、衣類を世界最高水準の黒に染めることに成功しています。この独自の技術により、廃棄予定の衣服が再利用されることで、環境負荷の削減に寄与することが期待されています。
2024年8月から始まるこの取り組みは、持続可能なファッションを進めるための重要なステップです。プロジェクトに参加することで、消費者はただ商品を購入するだけでなく、環境保護やサステナブルな未来への貢献を実感できるでしょう。
商品の取り扱いと価格
再生した衣服に加え、Macqloでは独自に開発した「ultimex」素材のアイテムも展開予定です。以下は、取り扱う主な商品の価格(税込)です:
- - Tシャツ:2970円
- - シャツ:5170円
- - ジャケット:7150円
- - カーディガン:5720円
- - スウェット:5940円
- - ポロシャツ:4180円
- - パンツ:5940円
- - デニムパンツ:6600円
- - スカート:5390円
- - バッグ:5390円
- - ストール:3630円
- - キャップ:2970円
これらの商品は、Macqloのオンラインストアで購入できます。
京都紋付の背景と使命
京都紋付は、従来の木綿や羽織袴からなる日本の正装を黒一色に統一し、黒紋付染めの第一人者としての地位を築きました。彼らは和の文化を次世代へと継承する責任を重く受け止め、そのために現行の技術と伝統を融合させたアプローチを行っています。
共に進める「KUROZOME REWEAR」プロジェクトにより、着なくなった衣類が新たな命を得て、廃棄物の削減に繋がることを目指しています。サステナブルな未来に向けて、このプロジェクトがどのように展開されるのか、期待が高まります。
まとめ
「Macqlo」の新プロジェクト「KUROZOME REWEAR FROM KYOTO」は、ただのファッションブランド以上の未来志向の取り組みです。消費者の意識が高まる中、廃棄物を減らし、環境に優しいファッションを促進する姿勢は、多くの人々の支持を集めるでしょう。今後の展開に目が離せません。