新たな360度動画広告の時代へ
先日、Fringe81株式会社とSpotwright株式会社が共同で360度動画広告を一つの窓口から手掛けるサービス『360ビデオスポット』を導入しました。最近急速に普及が進むモバイル動画の中でも、特に注目を集めているのが360度動画です。利用者がスマートフォンを傾けることで、視点を自由に変えられるこの形式は、動画視聴体験を革新しました。特に、YouTubeやFacebookといった大手プラットフォームが360度動画広告に対応を始め影響力が高まる中、国内市場でもその需要が急増しています。
しかし、実際に360度動画を制作・配信しようとすると、「作り方がわからない」「広告配信の方法が不明」などといった障壁が立ちはだかります。この状況を解消するために、Fringe81とSpotwrightは、制作から配信、そして効果検証までをワンストップで提供するサービスを開始。広告主のニーズに応えた柔軟な対応が実現可能となりました。
360ビデオスポットの詳細
本サービスでは、制作内容に応じたリーチの設計や、計測・検証を行うためのメディアプランをFringe81が構築します。これにより、広告主は気軽に360度動画広告に取り組むことが可能に。特に、初めて360度動画広告を利用したい企業には大変心強いサービス内容となっています。
360度動画広告はすでに海外市場でその効果が証明されています。米国では、Coca-Colaが発表した360度動画広告が通常の動画広告よりも視聴率が36%も高かったというデータもあります。こうした成功事例を踏まえ、日本市場でもその需要は高まっているのです。
スターフライヤーとのコラボレーション
新サービスの第1弾として登場するのは、スターフライヤーの特別なイベント「初日の出フライト(Sunrise Flight 2016)」。2016年1月1日に行われ、厳選された33組のお客様が参加するプレミアムな体験として、360度動画で臨場感たっぷりに撮影されます。この映像は、Fringe81の配信ノウハウを生かして、YouTubeやFacebookで見られるようになります。用户はまるでその場にいるような疑似体験を味わうことができ、360度動画の魅力を存分に楽しむことができます。
今後の展望
Fringe81とSpotwrightは、今後もCreativeとAnalyticsの研究を続け、さらなる技術開発を進めていくことを約束しています。これにより、インターネット業界のさらなる発展に寄与することでしょう。360度動画広告という新たなメディア形式が、広告の可能性を広げ、広告主と消費者の新しい接点を生み出すことが期待されています。
この新しい広告体験は、単に視聴するだけではなく、まるで実際にその場にいるような没入感を提供します。興味のある方は、ぜひスターフライヤーの公式YouTubeやFacebookチャンネルで公開される動画をご覧ください。
公式チャンネル:
業界全体の流れを加速する新たなサービスが始まった今、日本の広告市場は一歩先へと進化していくことでしょう。