イー・ロジット、国交省の支援にて再配達率削減に挑む

株式会社イー・ロジットは、国土交通省の支援を受け、新たな倉庫管理システム（WMS）の機能改修プロジェクトに着手します。このプロジェクトは、国交省が推進する「再配達率削減緊急対策事業」に基づいており、物流業界が直面している再配達問題に対する重要な一手となるでしょう。

Eコマースの成長は続いていますが、再配達は物流業界にとって依然として大きな課題です。国土交通省が設立したこの事業の目的は、消費者が荷物の受取方法や日時を自由に選択し確認できる仕組みを構築すること。そして、持続的に再配達率を低下させることが求められています。

イー・ロジットは、この課題に対処するために、データの送受信機能の強化を目指した倉庫管理システムの機能改修を実施します。この取り組みによって、エンドユーザーはより容易に受取日時や方法を指定・変更できるようになり、これにより配達の体験が向上し、クライアント企業との連携も強化されることが見込まれます。

■プロジェクトの詳細
この新プロジェクトでは、Eコマース事業者から受信した受注データの接続効率を向上させ、運送会社への出荷を円滑に進めることを目的としています。
そのため、配達日時や受取方法、受取場所に関する出荷指示データの送受信機能が追加され、再配達率の低下へとつながります。現行の倉庫管理システムの全面的な刷新および機能追加が行われる予定です。

具体的には、以下の機能が改修されます：

- 受信機能の強化：出荷指示データを含む運送会社や配達日時、受取方法、受取場所の指定が含まれる受信機能の向上。
- 変更受信：受取方法の変更が可能になり、全ての項目に対応します。この変更はすぐに反映される仕組みになります。
- 送信機能の強化：EC事業者への出荷確認データを送信できる機能が新たに導入されます。
- 運送依頼機能：運送会社への出荷依頼データも送信できるようになります。

このプロジェクトは、2025年1月14日までに完了する予定です。これにより、再配達率の削減とドライバーの負担の軽減を図ります。

株式会社イー・ロジットは2000年に創業し、ECフルフィルメントのBPOサービスを提供しており、これまでに1,700社以上と取引を行ってきました。クライアント企業のさらなる成長をサポートするため、豊富なナレッジを活用し、様々なサービスを提供しています。

[株式会社イー・ロジット概要]
社名：株式会社イー・ロジット
代表取締役会長兼社長：角井亮一
所在地：東京都千代田区外神田3丁目11番11号
設立：2000年2月14日
ホームページ：https://ec-bpo.e-logit.com/

本プロジェクトに関する詳細は、株式会社イー・ロジットの広報担当までお問い合わせください。