新たな地域資源「AMA-NEST」が尼崎市に誕生
阪神尼崎駅の南側に位置する開明庁舎の2階に、地域活性化を目的とした新たなシェアスペース「AMA-NEST(アマネスト)」が登場しました。これに伴い、2024年9月7日(土)にはオープニングイベントが開催され、地域の皆様に向けたさまざまなプログラムが用意されています。
「AMA-NEST」は、まちを訪れる人々が交流し、つながりを深めていける場として大きな期待が寄せられています。一度訪れた人がまた戻ってこれる「巣」のような存在を目指して命名されたその施設は、新たな地域資源の創造を促進し、地域で活動する人々にとっての格好の拠点となることでしょう。
制度背景と「てらまちプロジェクト」
この取り組みは、阪神電気鉄道株式会社と尼崎信用金庫が構成する「てらまちプロジェクト協議会」によるもので、2017年にスタートしたプロジェクトの一環です。このプロジェクトは、阪神尼崎駅南側の寺町・開明町エリアを基盤として、住民がより愛着を持ち、訪れたくなるまちづくりを目指しています。
これまでにも、市民と連携し様々な取り組みを進めてきた「てらまちプロジェクト」ですが、今回の「AMA-NEST」の開設により、ますます地域活性化の進展が期待されます。特に、地域で活動する人々や団体がより良い環境で活動できるようになることが、この施設の重要な目的の一つです。
「AMA-NEST」の施設詳細
「AMA-NEST」は、兵庫県尼崎市開明町2丁目1番地の1、開明庁舎2階に位置します。営業時間は9:00から22:00までであるものの、年末年始の12月30日から1月3日まではお休みとなります。施設内部には、セミナーやワークショップなどに対応できる132.7平方メートルの広々としたメインスペースと、控室としても活用できる66.3平方メートルのバックヤードが備わっています。
利用料金は、平日と土日祝で異なるものの、平日の日中は2,200円(税込)から利用でき、さらに特別料金での提供も実施される予定です。利用を希望する方は、事前に「てらまちプロジェクト」のWebサイトからの登録が必要となります。
オープニングイベントの内容
「AMA-NEST」のオープニングフェスは、9月7日(土)の10:00から17:00まで開催され、参加費は無料(ただし一部は有料)です。会場は「AMA-NEST」と隣接する開明中公園で、バルーンプレゼントや各種ワークショップ、スタンプラリーなど、親子で楽しめる内容が盛りだくさんです。また、キッチンカーや甘味処が集結し、地域の特色を学ぶ体験も提供される予定です。
この大イベントは、尼崎市の「尼涼祭」にも連携されており、各所に設けられたブースで様々なアトラクションが楽しめます。また、ステージでのダンスパフォーマンスやマルシェも開催され、韓国風スイーツを扱う店舗も出展予定です。
「AMA-NEST」の誕生によって、尼崎市はこれからさらに多くの人々に愛される地域となることでしょう。ぜひお立ち寄りいただき、地域の新たな魅力を味わっていただきたいと思います。詳細は「てらまちプロジェクト」WEBサイトで確認できます。