日本橋川のアート
2019-09-11 09:40:01

日本橋川に小学生のアートが彩る感動の展示プロジェクト

日本橋川に映えるアートの饗宴



東京・中央区の日本橋川で、小学生たちが創り出した30メートルの巨大アートが現在展示されています。このプロジェクトは、東京都中央区の「文化プログラム」応援委員会が主催し、300人の小学生の作品によって作り上げられました。

アートの背景と制作過程



この展示は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を視野に入れ、来年に向けた特別なワークショップとして、昨年10月に築地本願寺で実施されました。講師には著名な画家、松井守男氏を迎え、子どもたちは「世界はみな友だち」というテーマに沿って自由に絵を描きました。その結果、鮮やかで多様な表現が詰まったアート作品が完成しました。

作品展示の特徴



展示されている巨大な絵画は、2019年9月14日から2020年2月下旬までの期間、日本橋川の防潮堤修景工事現場にて観覧可能です。工事現場という一見無機質な場所が、子どもたちの創作によって新たな息吹を吹き込まれることになりました。特にこの作品には、耐候性に優れた特殊な和紙「三彩紙」と、滲みにくい超微粒子顔料「染彩」が使用されており、外部環境にさらされてもその美しさを保っています。

都市景観とアートの融合



東京での工事が進む中で、都市景観を美化する試みは国内外で注目されていますが、特に工事現場をアートで飾るというアイデアは、世界的に見ても注目されています。日本橋の重要文化財としての美観を保つために、地域の子どもたちの協力が得られたこのプロジェクトは、まさに「おもてなし」の精神が体現された素晴らしい例と言えるでしょう。

展示情報 & 後援団体



展覧会の名称は「世界はみな友だち」巡回展《日本橋》地区で、観覧は無料です。展示は日本橋の欄干越しから視認可能で、アクセスも良好です。後援には中央区教育委員会や在日フランス大使館、さらにはさまざまな協賛・協力団体が名を連ねています。

この展示を通じて、日本の伝統的な和紙の魅力と、子どもたちのクリエイティビティが融合した新たな文化体験を来訪者に提供することが期待されています。日本橋川に訪れる人々にとって、この巨大アートは心温まる交流や感動を生み出すことでしょう。

会社情報

会社名
東京都中央区「文化プログラム」応援委員会
住所
東京都中央区日本橋小舟町4-1伊場仙ビル8階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。