株式会社マネーフォワードが公開した最新調査結果
株式会社マネーフォワードが、2024年に実施した「クラウド型会計ソフトを利用中の顧問先と会計事務所の本音」という資料を発表しました。この資料は、2024年7月に行われた個人事業主や企業の経理担当者へのアンケートと、2024年1月に行った「マネーフォワード クラウド公認メンバー」向けのアンケート結果を基に、顧問先が求める会計ソフトや税理士への期待、他の会計事務所の動向、クラウド型会計ソフトの導入ポイントなどをまとめています。
調査の背景
この調査は、主に以下の層を対象としています。
これに基づき、6割の利用者がすでにクラウド型会計ソフトを利用しているという結果が示されました。これは、クラウドソフトが経理業務においてどれほど普及しているかを如実に表しています。
主な調査結果
クラウド会計ソフトの現状
アンケートによると、クラウド型会計ソフトの利用者の中で約4割が業務の効率化を実感しています。具体的には、入力作業のもとにかかる時間が減り、リアルタイムでのデータ共有が可能になったことが挙げられます。これにより、経理業務の負担が軽減されると同時に、スムーズな情報共有が行えるようになっています。
マネーフォワード クラウド公認メンバーの意向
次に、マネーフォワード クラウド公認メンバーに対して実施されたアンケート結果では、今後の注力分野として「財務コンサルティング・資金繰り支援」が1位に選ばれました。続いて、DXコンサルティングや事業承継、M&Aが挙げられています。これにより、会計事務所が今後どのようなサービスを提供していくかが見えてきます。
会計事務所が直面する課題
また、会計事務所が直面する課題として、最も多く挙げられたのは「人材の採用・育成」です。新規顧客の獲得や単価アップ、ITツールの運用といった他の課題よりも、まずは人的リソースをどう確保し、育成するかが重要なボトルネックであるとされています。
調査概要
- - 調査方法:Webフォームで回収
- - 有効回答数:442件(クラウド会計ソフトアンケート)
- - 期間:2024年7月8日〜15日(クラウド会計ソフト)
- - 有効回答数:1,726件(公認メンバーアンケート)
- - 期間:2024年1月30日〜3月6日(公認メンバー)
株式会社マネーフォワードについて
マネーフォワードは、クラウド会計の分野だけでなく、様々なサービスを提供しています。主な事業内容はPFMサービスやクラウドサービスの開発・提供であり、多くの企業や個人の経理業務を支援しています。
詳細は、
こちらのリンクからご覧いただけます。さらに、もし興味があれば「マネーフォワード クラウド公認メンバー」についても
こちらからお読みいただけます。
この調査結果は、今後の経理業務や会計事務所の動向を知る上で非常に貴重な情報となるでしょう。顧問先と会計事務所が互いに求めるニーズを理解し、より良い関係構築へ向けた参考にしていただければと思います。