新たなオンライン本人確認サービスの導入
株式会社Liquid(東京都中央区、本社)のオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」が、01銀行(大阪府吹田市)に導入されました。これにより、01銀行のビジネスローンにおける本人確認手続きが、スマートフォンを使ったオンラインで完結できるようになり、申込から融資実行までの時間短縮が可能となります。
01銀行の背景
01銀行は2025年7月に開業する予定のデジタルバンクで、中小事業者向けの融資を専門とする金融機関です。顧客基盤を持つプラットフォーマーと連携し、彼らの口座取引データを用いて融資審査を行う独自のビジネスモデルを展開しています。このサービスでは、決算書を必要とせず、よりスピーディーかつ効率的な融資を実現します。
「LIQUID eKYC」の特徴
「LIQUID eKYC」は、オンライン上での身元確認を容易にするサービスで、來ルの運転免許証やマイナンバーカードを撮影して本人と照合する仕組みを持っています。テクノロジーの利用により、ユーザーの離脱率が低く、必要な情報の収集がスムーズに行えるのが大きな利点です。実際に、01銀行のビジネスローンの申し込みにおいて、初回の代表者確認がこのシステムを通じて行われます。
オンラインで本人確認を行うことによって、郵送の手間が省かれ、ユーザーは自分の手元にあるスマートフォンを使って迅速に手続きを進められます。また、LIQUID eKYCの採用は国内シェアNo.1の実績もあり、信頼性の面でも評価されています。
われわれの向かう未来
株式会社Liquidは、「認証の空気化」を企業ビジョンに掲げ、あらゆる人が簡単かつ安全に様々なサービスを利用できる世の中を目指しています。この取り組みは、銀行業界に限らず、不動産取引や携帯電話契約など、あらゆる場面での本人確認のオンライン化を推進し、不正検知を行うシステムを整備しています。従業員の専門性の高い技術を駆使し、ユーザーへのセキュリティと利便性の両立を図っています。
まとめ
今後、デジタルバンクの普及が進む中で、01銀行とLiquidはさらなるサービスの向上を目指していくとともに、中小企業のビジネスをより円滑にサポートする役割を果たしていくことでしょう。金融業界におけるデジタル化は進展しており、多くの利益を享受する利用者が増えることが期待されます。