郡山市歴史情報博物館が開催する歴史企画展の魅力とは

郡山市歴史情報博物館第3回企画展の開催について

2025年10月11日（土）、郡山市歴史情報博物館にて第3回目となる企画展「記録から読み解く日本と郡山の歴史～時代を証言するたからもの～」が開幕します。この企画展では、国立公文書館が所蔵する貴重な資料を中心に、明治時代以降の日本と郡山の歴史をさまざまな角度から掘り下げます。

企画展の内容

この企画展では、特に近現代日本の歴史を示す様々な文書が展示されます。具体的には、「終戦の詔書」や「日本国憲法」の複製版、さらには「国民所得倍増計画」に関する閣議決定文書など、日本政府が公式に発行した文書を紹介します。これらは、郡山の歴史やその発展に寄与した重要な資料として位置づけられています。また、安積開拓の経緯を示す資料も展示され、郡山の根底にある歴史的背景が解説されます。

企画展の詳細

企画展は2025年10月11日（土）から11月24日（月・振替休日）までの期間に開催されます。会場は郡山市歴史情報博物館で、開館時間は午前9時30分から午後5時まで。入館は無料ですが、企画展の観覧に関しては一般500円、高校生・大学生・65歳以上の方は400円で利用することができます。なお、中学生以下や障害者手帳をお持ちの方は入館無料の特典があります。

エキサイティングなイベント

ギャラリートーク

企画展の期間中には、特別な「ギャラリートーク」が行われます。国立公文書館の職員や当館のスタッフが、展示物についての解説や質問に応じる貴重な機会です。日程は、10月11日（土）14時からと11月8日（土）15時からの2回が予定されています。

記念講演会

また、企画展を記念して、著名な日本文学研究者ロバート・キャンベル氏による講演会も開催されます。テーマは「記録に息づく人間の物語～文学と歴史の交差点で～」で、10月25日（土）13時30分から15時30分にかけて行われます。こちらの講演会は定員が200人で、事前申し込みが必要です。

読み聞かせイベント

さらに、11月8日（土）には公文書所蔵の紙芝居「農地改革」の読み聞かせが行われ、歴史に触れながら子どもたちに楽しんでもらえる内容となっています。このイベントはオープンスペースで行われ、参加は無料です。

映画上映会

特に注目なのが、11月15日（土）に行われる映画上映会です。大正時代にヒットした怪盗小説を原作として無声映画が上映され、活動弁士の実演も楽しめます。こちらは70名の定員があり、事前の申し込みが必要です。

事前準備と注意事項

企画展および関連イベントに参加するにあたり、事前に公式ホームページ（郡山市歴史情報博物館）で詳細を確認することをお勧めします。また、休館日や特別営業日もあるため、訪問の際は確認を忘れずに。

この企画展は、郡山の歴史に触れる素晴らしい機会ですので、ぜひ多くの方に訪れていただきたいと思います。きっと、郡山と日本の歴史に新たな視点をもたらす経験になることでしょう。