NTTコム オンラインとエーエスピーコムの新たな連携
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が展開するSMS送信サービス『空電プッシュ』が、株式会社エーエスピーコムの営業支援システム『InfAjast』とのAPI連携を開始しました。この連携により、営業支援の新たな形が実現すると期待されています。
『InfAjast』とは
エーエスピーコムが提供する『InfAjast』は、顧客情報の管理や案件管理を行うSaaS型営業支援システムです。ユーザー企業は、日々の営業活動を可視化し、効率化を図ることが可能になります。しかし、近年はメールの開封率が低下し、電話がなかなかつながらないという課題に直面していました。
このような状況を打開するため、SMSによる連絡手段に注目が集まりました。特に、SMSは高い開封率を誇り、利用者が直接受け取ることができるため、リアルタイムなコミュニケーションが実現します。
API連携の意義
『空電プッシュ』との連携によって、『InfAjast』に登録された携帯電話番号を活用し、顧客へ直接SMSを送信できる機能が導入されます。この機能により、商談成立通知やイベント案内をリアルタイムで配信できるため、顧客との接点をより強化し、エンゲージメントの向上が望めます。
また、エーエスピーコムの代表取締役である奥原啓史氏は、今回の連携について次のようにコメントしています。「重要な情報が確実に顧客に届けられ、コミュニケーションの強化と営業活動の効率化を図ることができる。」
このように、SMSによる直接的な情報伝達が営業活動をどのように変革するのか注目されています。
未来に向けた機能拡張
『InfAjast』は、今後AI機能も実装予定であり、名刺からの自動登録機能を活用すると、さらにSMSの利用が促進されます。これにより、業務の効率化はもとより、営業活動の質を向上させることが見込まれます。
エーエスピーコムは、営業支援システムの可能性を広げるため、定期的な機能改善を行い、ユーザーのニーズに応じた新たな機能を提供していく予定です。2025年には、独自のAIを搭載した新モデルのリリースも計画されています。
まとめ
NTTコム オンラインとエーエスピーコムの連携により、顧客とのコミュニケーションがよりスムーズに、そして効果的に行われる時代が到来しました。これにより、営業業務がこれまで以上に進化し、企業の成長を支える新たな一手となるでしょう。今後の展開が楽しみです。