山口県下関市で新たな業務連携!
2023年10月30日、山口県下関市の東京第一ホテルにて、リユース事業を行う株式会社ものばんくと、西中国信用金庫との業務連携締結式が行われました。この締結により、双方は顧客へのサービス向上を目指し、リユース市場に新たな風を吹き込むことを目指します。
業務連携の背景と目的
近年、インターネットを利用したオークションやフリマアプリの普及により、二次流通市場が拡大しています。一方で、まだ多くの不要なモノが自宅に保管され続けているのが現状です。特にネットリテラシーの低い世代や高齢者層はモノの売却に対する心理的ハードルが高く感じています。このような背景を踏まえ、ものばんくと西中国信用金庫は、信頼関係を築いた顧客ネットワークを活用して動産の流動化を図ることにしました。
具体的には、「モノの生前整理」や「終活」、「相続対策」に向けたサービスをワンストップで提供し、お客様の満足度を向上させます。
業務連携の内容
具体的な取り組みとして、西中国信用金庫が顧客からモノの鑑定や査定に関する相談を受けた際に、ものばんくを紹介することになります。当社はその際に専門的なアドバイスを提供し、希望があれば買い取りも行います。これにより、顧客のニーズに応えられる体制を整えます。
企業の概要
西中国信用金庫
- - 創業:明治42年5月7日
- - 所在地:山口県下関市細江町
- - 代表者:村上 幸男(理事長)
- - 出資金:2,243百万円
株式会社ものばんく
- - 創業:昭和30年8月
- - 所在地:山口県下関市中之町
- - 代表者:吉田 悟(代表取締役)
- - 資本金:10百万円
持続可能な社会の実現に向けた取り組み
この連携はまた、「持続可能な開発目標(SDGs)」に関連する取り組みでもあり、特に「つくる責任、つかう責任」、「パートナーシップで目標を達成しよう」といった目標に貢献します。リユース事業を通じて、循環型社会の形成を目指すとともに、他業種との連携を活発に進めていく考えです。
社会問題への認識
最近、押し買いという社会問題が浮き彫りになっています。特に高齢者の自宅に業者が押し寄せ、安く貴金属を買い取るケースが報告されています。法律による規制が強化されましたが、依然として被害は続いています。ものばんくでは、モノの価値が記載された査定見積書を発行し、「押し買い」被害への対策を進める方針です。
この業務連携を通じて、より良いサービスを提供し、新たな経済活動を生み出し、顧客の期待に応えられるよう取り組んでまいります。