給与アップ研究所とツナググループの業務提携
2025年10月、株式会社給与アップ研究所と株式会社ツナググループ・ホールディングスが業務提携を締結しました。この提携により、双方の強みを活かし、中小企業向けのアウトソーシングサービスの連携を強化することが期待されています。
提携の背景
近年、中小企業では人手不足や業務の増加が影響し、経営者や管理部門の負担が増加しています。特にバックオフィス業務である経理、労務、総務、採用などは、専門性と効率性を兼ね備えることが難しく、多くの企業が本来のコア業務に集中できない状態にあります。給与アップ研究所は業務可視化や効率化を支援するためのサービスを展開しており、これまでに中小企業に対し多くの実績を残しています。一方で、ツナググループは人材関連業務の専門家として、採用代行サービスやコンサルティングを提供しており、企業が持つ人材戦略の強化を図っています。
提携の目的と具体的取り組み
業務提携の主な目的は、中小企業の業務効率化と生産性向上です。具体的な施策は以下のとおりです。
- - 業務棚卸と分類:給与アップ研究所が「ジョブオペBPO」と呼ばれるサービスを通じて、アウトソーシングに適した業務を特定します。
- - 採用領域のサポート:ツナググループが RPO と採用コンサルティングを提供し、人事や採用の専門性向上を図ります。
- - 業務推進業務:双方のサービスを活用して、面談設定や業務調整、契約の取り次ぎを行います。
- - BPO支援:経理、労務、採用、給与の領域にわたる広範囲なBPO支援を行います。
期待される効果
この提携により、以下のような効果が期待されています。
1.
経営資源の集中:バックオフィス業務をアウトソースすることで、経営陣がコア業務に専念できるようになります。
2.
人的リソースの解放:専門領域を外部に委託することで、新たに人材を採用することなく業務を行えるようになります。
3.
コスト削減と業務品質向上:BPOの導入により、業務の標準化と最適化が進み、コストの削減と品質の向上が同時に実現します。
このことで、中小企業は「人材不足」や「非効率な業務プロセス」といった課題を解消し、成長を促進させる体制を構築できます。
今後の展開
今後は以下の取り組みが計画されています。
- - 共同セミナーの開催:経営者や人事総務責任者向けのセミナーを行い、最新の情報やノウハウを共有します。
- - モデル導入事例の公開:業務の効率化やコスト削減効果を具体的な事例として発信していきます。
- - サービスラインの拡大:人事に限らず、経理、総務、労務など多様なバックオフィス業務に特化したサービスの連携を進めていきます。
最終的には、給与アップ研究所とツナググループが協力することで、中小企業の持続的成長を支援するBPO・アウトソーシング分野における革新を推進していく予定です。
会社概要
株式会社給与アップ研究所
- - 所在地:東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5階
- - 設立:2021年1月
- - 資本金:10,000,000円
- - 代表者:代表取締役 高橋 恭介
- - 事業内容:生成AI評価制度「壁打ち」プラン、営業業務のDX支援、業務最適化マッチング「ジョブオペ®︎ BPO」などを提供。
- - URL:給与アップ研究所
この業務提携は、特に中小企業の経営者にとって、ビジネスの成長へと繋がる大きな一歩となるでしょう。