奄美ハブビール誕生
2022-12-31 10:24:33

奄美大島の新たな魅力、ハブを使用したクラフトビール登場!

奄美大島の魅力を凝縮したクラフトビール、奄美ハブW-IPA



最近、鹿児島県奄美大島で新たなクラフトビールが誕生しました。名付けて「奄美ハブW-IPA」。このビールは、地元企業である奄美DNA株式会社が運営する奄美ブリュワリーから生まれました。奄美大島ならではの素材を用いたこのビールは、地域の新たな魅力を引き立てる存在として期待されています。

ハブを使用したユニークな醸造



奄美ハブW-IPAは、奄美観光ハブセンターとのコラボレーションで実現しました。ここで調達された毒蛇「ハブ」を原料として使用しており、ハブ肝粉末を取り入れた特別なビールです。これにより、健康に良いとされる成分を含んだ「縁起の良い一杯」が実現しました。販売は2023年1月20日から始まる予定で、ネットショップでも予約が可能です。

奄美群島とその歴史



奄美群島は、喜界島、奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖永良部、与論島の多くの島々から成り立っています。その中でも奄美大島は最大の島で、豊かな自然と文化に恵まれています。2021年には、奄美大島と徳之島が世界自然遺産に登録され、その独自の生態系が評価されました。

奄美観光ハブセンターの役割



奄美観光ハブセンターは1974年に設立され、ハブの生態に関する様々な展示が行われています。訪れる人々は、実際のハブを見ることができたり、映像でハブとマングースの闘いを観戦したりと、教育的要素も満載です。このように、奄美の独特な文化や自然を学ぶ場として多くの人々に親しまれています。

ハブの文化と商品



日本では「ハブ」というと猛毒の蛇を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、奄美ではこの魅力的な生物は「守り神」としても知られています。地元では、ハブを利用した商品が多数存在し、ハブ酒やハブ肝粉末は健康食品として重宝されているのです。こうしたことから、奄美ブリュワリーはハブを利用したクラフトビール開発に取り組むことになりました。

W-IPAスタイルの特長



「W-IPA」とは、ホップを多く使った特別なビールスタイルで、苦みが強く、アルコール度数も10%と高めです。このビールは、ストロングエールの代表格として知られ、より強いインパクトを与えることを目指しています。奄美の自然を感じながら、飲みごたえのある一杯を楽しむことができるでしょう。ラベルデザインにもこだわり、奄美の大島紬やハブ皮模様を背景に、金運や運気アップのための金色でハブをデザインした特別なものとなっています。

2023年への願い



奄美ブリュワリーの醸造家たちは、2023年が皆様にとって良い年になることを願い、このビールに「元気の出る一杯」としての意味を込めています。コロナ禍や世界情勢の不安定さに揺れる中でも、地域の特産品を通じて笑顔を届けたいと考えています。奄美ハブW-IPAを通じて、ぜひ奄美の魅力を感じてみてください。

まとめ



奄美大島の新たな一歩として誕生した奄美ハブW-IPA。奄美の豊かな自然と文化を背景に、これからも様々な人々に楽しんでもらえるような商品として提供されることでしょう。奄美ブリュワリーは、ぜひこのビールを通じて奄美の魅力を再発見してもらいたいと考えています。日本全国への発送も2023年1月22日から順次行われる予定ですので、お楽しみに!

会社情報

会社名
奄美ビール株式会社
住所
鹿児島県大島郡伊仙町伊仙2288-32F
電話番号
0997-58-8100

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