時代を超えた交差点
2026-09-08 10:45:33

南蛮船と飛行機が交差するコア・ポアの個展が六本木で開催

コア・ポア個展「Points of Entry」 六本木で開催



国際的に評価されるアーティスト、コア・ポアの個展が2026年9月26日から11月7日まで、KOTARO NUKAGAで開催されます。この展覧会「Points of Entry」では、絨毯の伝統的な構造に基づいた新作のシリーズ〈Poly Painting〉が披露され、様々な地域の文様やモチーフが一つの画面に息づきます。

ポアは滞在していたアメリカ、ロサンゼルスを拠点に活動しており、イランからイギリスに移住した家族の経歴が彼の作品にも影響を与えています。彼は絨毯の歴史を追求しながら、文化の流れや交差点の重要性を強調し、現代における国際的な問題にも視線を向けています。

展覧会の見どころ



移動の歴史を感じる作品群


本展では、南蛮船や蒸気機関車、初期の車、旅客機といった交通手段が描かれ、異なる時代のイメージが一つに重なり合っています。ポアは、これらの作品を通じて、文化や人々がどのように国境を越えて交流してきたのかを表現します。

例えば、日本人が描いた西洋の人々と、西洋の画家による日本のイメージが同じ場で共存することで、両者がどのように文化を見つめてきたのかを考えるきっかけを提示します。ポアはこの絵画を通じて、鎖国から開国の歴史を現在の移民や国境問題に繋げ、その視点を観客に示します。

旅する文様と文化の交流


また、ポアの作品を囲む縁取りには、各交通手段に応じた文様が描かれています。例えば、船には青海波、鉄道には麻の葉、車には七宝繋ぎ、飛行機には雲文が施され、これらの文様は日本で愛されつつも、さまざまな文化を通じて変容しています。これによって、絨毯が象徴する「家」としての側面、さらには持ち運び可能な「移動」の意義が強調されています。

AIと手作業の融合


さらに、今回はポアが初めてAI技術を取り入れ、歴史的資料のイメージを補完しました。このプロセスでは、AIによる初期出力をもとに、最終的な作品をアーティスト自身が手描きしています。このアプローチは、残された資料から歴史を読み解く行為とも相まっています。

キャンバス上には、絨毯の経糸と緯糸を思わせる精緻な模様が描かれ、最終的には表面を削ることで下層が現れます。このように新たに描かれたイメージに、時間の痕跡を重ねることで、何が事実として残っているのか、何が想像によって補い合うのかを問いかけます。

開催情報


展覧会名: コア・ポア「Points of Entry」
期間: 2026年9月26日(土)– 11月7日(土)
開廊時間: 11:30 – 18:00(火 – 土、日月祝は休廊)
会場: KOTARO NUKAGA(六本木)
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F

オープニングレセプションでは、コア・ポアが在廊予定です。新しい視点で歴史と文化の交差点を感じさせる本展を、ぜひお見逃しなく!


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会社情報

会社名
株式会社ぬかが
住所
東京都中央区銀座2-3-2 3F
電話番号

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