ハシモト卓尚展〜仏具屋が植物沼にハマったら〜
富山県高岡市で、独自のアートとデザインが織りなす「ハシモト卓尚展」が開催されます。展覧会のテーマは「仏具屋が植物沼にハマったら」となっており、期間は2023年9月14日(木)から9月20日(水)までで、時間は11:00から17:00までの無休で開放されます。
この展覧会は、長い歴史を誇る仏具屋「ハシモト清」が、新たな価値を生み出す試みとして設立したアップサイクルブランド「SilenceLAB」によるもので、多肉植物と伝統的な仏具が融合した作品を展示しています。特に、特別衣装「アガベ」を身にまとったお客様自身で体験できるインスタレーションが注目を集めています。展示内容には、独自開発の「わびさびポット®」の新作や、植物と和菓子「The Taste of WABI-SABI」という期間限定コラボも含まれています。
SilenceLABとは
SilenceLABは、富山県高岡市に根ざす仏具屋「ハシモト清」が展開するアップサイクルブランドです。2020年、倉庫に眠っていた高岡銅器のデッドストックを発見したことから、既存の仏具を再利用し、現代にふさわしい形でマーケットに提供する方法を探り始めました。独自のデザインと職人技を結集し、仏具に宿る歴史や日本的美意識を現代に引き継ぐことを目指しています。
イベント詳細
- - 開催期間: 2023年9月14日(木)〜9月20日(水)
- - 会場: STUDIO ROLE, 富山県高岡市白金町5−2
- - 入場料: 無料
- - 特別情報: 橋本卓尚が在廊する日時は9月16日から9月18日までの期間限定。
また、イベント期間中には、特に「わびさびポット®」と多肉植物のコラボレーション作品が登場します。このポットは真鍮や銅合金で作られており、植物の成長とともに器自体の美しさも楽しめるという新しいスタイルの提案です。さらに、特定の期間には和菓子「ふくさ餅」も販売され、見た目にも美しい淡いグリーンの餡が入っています。
橋本卓尚のメッセージ
橋本卓尚は、仏具業界に入って13年。高岡の伝統的な技術が衰退していくことを危惧し、仏具の新たな市場を創出するためにSilenceLABを立ち上げました。彼は、仏具の魅力を再発見し、その美しさを広めることを目的としています。
まとめ
この「ハシモト卓尚展」は、伝統的な仏具と現代のアートが融合した新しい形を提案する貴重な機会です。文化とアートが織りなす空間をぜひ体験しに訪れてみてください。仲間や家族と一緒に、特別な時間を過ごしましょう。