大きな可能性を秘めたマジックと金融教育
2025年12月17日、東京都文京区の寺子屋日々喜で、株式会社RESの講師でマジシャンでもあるオイコウヘイ(オイマジック)による特別なマジックワークショップが行われました。このイベントは、子どもたちに向けて金融教育の面白さをマジックを通じて伝える新しい試みです。参加者は子ども10名、学生7名、大人5名の総勢22名。会場には元気な笑顔が溢れていました。
マジックの魅力と金融教育
金融教育を専門とする株式会社RESは、非認知能力の育成を重視しています。その中でも「本質を見る力」を育てることに注力しています。この取り組みの中で、マジックを使用することで表面的な情報に惑わされず、物事の裏側を理解する力を養うことを目的としています。オイマジックは、この考えに共感しワークショップを実施することとなりました。
ワークショップの流れ
イベントは、オイマジックのマジックパフォーマンスから始まりました。眼の前で行われるマジックに、子どもたちは驚きと興奮の声をあげていました。何もない手からコインが消えたり現れたりする驚きを間近で体験し、「うわー!」「どこにいったの!?」「すごい!」といった声が絶えませんでした。
オイマジックはそのパフォーマンスの合間に、「お金の本質」についても言及しました。「お金は、見方によってどう見えるかが変わる。だからこそ、本質を見抜く力を持つことが大事」と子どもたちに語りかけました。このメッセージは、彼らの興味を引き出し、「社会の仕組み」に対する好奇心へ繋がっていく瞬間でした。
実際に体験することで得る自信
後半には、参加した子どもたちが実際にマジックに挑戦する時間が設けられました。彼らは学生ボランティアのサポートを受けながら、真剣な表情で技を練習しました。最初は「できない!」と苦戦していた子も、オイマジックの根気強い指導のもとで、徐々にそのコツをつかんでいきました。最終的には、習得したマジックを仲間の前で披露し、「成功した!」という瞬間には拍手が起こり、その笑顔は彼らの自己肯定感を育む貴重な経験となりました。
オイマジックの思い
このワークショップを振り返り、オイマジックは「子どもたちの前で活動するのは初めてでしたが、彼らに驚きと学びを届ける楽しさを再発見しました。マジックを通して、誰かを喜ばせることは小さな社会貢献であり、彼らが多角的に物事を見る視点を持てることは本当に意義深いです」とコメントしました。
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このマジックワークショップを通じて、株式会社RESとNPO法人寺子屋日々喜は今後もさまざまな取り組みを行っていく予定です。「お金の本質」をマジックを通じて学び、子どもたちが素晴らしい未来を築いていくことを願っています。次回のイベントにもぜひご参加ください!