株式会社ヘラルボニーが受賞したACCクリエイティブイノベーション部門の総務大臣賞

株式会社ヘラルボニーがACCの総務大臣賞を受賞

株式会社ヘラルボニーは、2025年に開催される「65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、クリエイティブイノベーション部門で総務大臣賞（ACCグランプリ）を受賞しました。このアワードは日本最大級のクリエイティブアワードとされ、幅広いクリエイティブな表現を評価することを目的としています。特に、ヘラルボニーが重視しているのは、障害のあるアーティストの作品や彼らの才能の発信です。

HERALBONY Art Prizeの意義と歴史

HEALBONY Art Prizeは、2024年に新たに設立されたアート賞で、障害のあるアーティストが国際的にその才能を発揮できる場を提供しています。これまで、72の国と地域から4,500点以上の応募があり、年齢や国を問わず多様な視点が集結しました。この賞は、障害をアートの観点から捉え直し、新しい価値観を広げる試みでもあります。

ヘラルボニーは、障害のある方々の創造性の影響力を引き上げ、社会に対する理解を深めることを目指しています。

総務大臣賞の受賞

「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、1961年に始まり、テレビやラジオCMの質を向上させることを目的に創設されました。2017年からはその枠を広げ、あらゆるクリエイティブな表現を対象としています。今年の受賞件数は2,263件に上り、その中から選ばれたことは非常に名誉なことです。

ヘラルボニーの受賞は、障害のある作家たちにとっても大きな励みとなり、社会全体に新たな視点を提供する契機となるでしょう。これからも多様な才能が集う場としての「HERALBONY Art Prize」は、重要な役割を果たし続けると期待されます。

意見広告がファイナリストに

また、ヘラルボニーは3月21日の「世界ダウン症の日」に、日本ダウン症協会と共同で発表した意見広告「いつか『偏見』も、除去されますように。」がメディアクリエイティブ部門でファイナリストに選出されました。障害を持つ人々に対する理解を深めることを目的にしたこの広告は、多くの注目を集めています。

授賞式の開催とプロジェクトの進行

授賞式はパレスホテルにて盛大に行われ、関係者や支持者たちが集まりました。この機会に、ヘラルボニーのプロデューサーやクリエイティブチームも、その取り組みや今後のビジョンを語りました。今後もヘラルボニーは、障害のあるアーティストたちを支援し、彼らの作品を広めるための企画やイベントを展開していくことを約束しています。