2024年7月19日、リビエラ逗子マリーナにて、JAPAN UNI SUMMIT 2024が開催されました。このサミットは、世界の水産業の未来を検討する重要な場として位置づけられています。
概要と目的
JAPAN UNI SUMMITは、株式会社北三陸ファクトリーと一般社団法人moovaが共催し、「北三陸から、世界の海を豊かにする」という使命のもと、持続可能な水産業を描くために設立されました。特に、国内のうに生産量の減少や磯焼けといった問題に焦点を当てています。磯焼けは、温暖化による海水温の上昇が原因で、海藻の消失とそれに伴う水産物の減少を引き起こす深刻な現象です。この背景には、特にうにの冬季活動が活発になり、餌である海藻を食べつくしてしまうという問題があります。