JAPAN UNI SUMMIT 2024
2024-07-25 12:07:09

未来の水産業を見据えたJAPAN UNI SUMMIT 2024が成功裏に終了

JAPAN UNI SUMMIT 2024: 世界の水産業を”うに”を通じて考える



2024年7月19日、リビエラ逗子マリーナにて、JAPAN UNI SUMMIT 2024が開催されました。このサミットは、世界の水産業の未来を検討する重要な場として位置づけられています。

概要と目的



JAPAN UNI SUMMITは、株式会社北三陸ファクトリーと一般社団法人moovaが共催し、「北三陸から、世界の海を豊かにする」という使命のもと、持続可能な水産業を描くために設立されました。特に、国内のうに生産量の減少や磯焼けといった問題に焦点を当てています。磯焼けは、温暖化による海水温の上昇が原因で、海藻の消失とそれに伴う水産物の減少を引き起こす深刻な現象です。この背景には、特にうにの冬季活動が活発になり、餌である海藻を食べつくしてしまうという問題があります。

参加者と内容



サミットでは、さまざまな背景を持つ専門家や関係者が集まり、以下のテーマに基づいて議論が行われました。
  • - 海洋環境の現状
  • - 日本及び世界における水産業の未来
  • - 「うに再生養殖」と「藻場再生」の重要性

### 各プログラムのハイライト

開会挨拶では、高村正大外務大臣政務官が出席し、サミットに寄せる期待を述べました。続いて、下苧坪之典CEOがサミットの目的や期待を参加者に紹介し、各自が「海を豊かにする」という目標に対し、コミットメントを持つことが重要であると強調しました。

その後、海洋の現状に関するプレゼンテーションが行われ、特にタスマニアにおけるウニの影響を調査した辰巳正幸氏により、温暖化により海藻が減少している現場の状況が報告されました。続くパネルディスカッションでは、マーケティングや循環型農業など、多角的な視点から豊かな海を守るための取り組みが議論されました。

次に、さまざまな団体や企業の代表者が短いプレゼンテーションを行い、それぞれの「UNIrversal Action」を発表しました。これにより、参加者各自が水産業の課題に対する認識を共有し合いました。

最後に



サミットの締めくくりには、ディナーイベント「Table For Sustainability」が開催され、食材としてはタスマニア産のほたてや洋野のウニを使用。これにより、美味さだけでなく、水産資源への理解を深める機会ともなりました。

北三陸ファクトリーのミッションは、「北三陸から、世界の海を豊かにする」というものであり、持続可能な水産業を進めることを目指しています。今回のサミットは、その重要なステップであり、参加者全員のコミットメントが今後の水産業に良い影響をもたらすことが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

会社情報

会社名
株式会社北三陸ファクトリー
住所
岩手県九戸郡洋野町種市種市第22地割1番地
電話番号
0194-75-3548

関連リンク

サードペディア百科事典: 岩手県 ウニ 洋野町 藻場再生 水産業

Wiki3: 岩手県 ウニ 洋野町 藻場再生 水産業

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。