TeamViewer、日本進出
2018-05-30 13:30:02

TeamViewerが日本にオフィスを設立し成長を目指す新たなステップ

世界的に評価されているリモートアクセスソフトウェア企業、TeamViewerは、東京に新たなオフィスを開設しました。この発表は、同社のCEOであるオリバー・スタイルが行った記者会見で明らかにされました。スタイルCEOは、日本の市場が持つ潜在能力について熱く語り、同社の成長を加速させるための重要な一歩を踏み出すことを強調しました。

現在、日本では約13,000の顧客を抱えるTeamViewer。その成長率は顕著で、今年の第1四半期には前年同期比で25%増となる500,000回のソフトウェアダウンロードを達成しました。この成功に基づき、同社は今後年率100%以上の成長を目指していくとしています。

新設された東京オフィスは、営業、チャネル開発、技術支援、マーケティングの役割を担うスタッフで構成される予定です。また、5月24日には、日本専用のオンラインフォーラム「Community」ウェブサイトを立ち上げ、顧客サービスの向上を図っています。これにより、日本の顧客からの直接的なフィードバックや要望を反映させる方針です。

スタイルCEOは、日本の中小企業が抱えるITニーズに応える製品を提供できることは、TeamViewerの大きな強みであると述べました。3位の経済規模を誇る日本市場では、IoT技術の発展に伴い、企業はより効率的かつ柔軟に従業員をサポートする必要が高まっています。

TeamViewerが提供するソリューションは、企業が各種技術の利点を享受しつつ、リモートワーク環境を整えるための理想的なツールとなるでしょう。製品の機能には、画面共有、リモートデスクトップ、オンライン会議などがあり、企業の働き方改革に寄与する機能が備わっています。

「効率的で機動的な働き方の実現に向けて、企業と従業員の連携を強化する必要があります」とスタイルCEOは述べ、TeamViewerが提供する低コストで広範囲にわたるソリューションが、企業の利益向上にも貢献すると強調しました。

TeamViewerは、2005年にドイツのゲッピンゲンで設立され、現在は60ヵ国以上に700人以上の従業員を有するグローバル企業に成長しています。日本における新しい拠点設立は、同社にとって重要なマイルストーンであり、今後の成長戦略の重要な要素となるでしょう。すでに、TeamViewerのソフトウェアは全世界で4億以上のデバイスに広がっており、その数は今後さらに増加していくと期待されています。このように、TeamViewerの日本市場における取り組みは、単なる事業拡大にとどまらず、国内中小企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する体制として、注目を集めることになるでしょう。

今後の展開にも目が離せません。さらなる詳しい情報は公式サイト(www.teamviewer.com/ja)を参照してください。

会社情報

会社名
TeamViewer ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング9F
電話番号

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