国際高専、加盟!
2025-07-16 13:40:21

国際高専がユネスコスクールに加盟!持続可能な教育の新たな拠点

国際高等専門学校がユネスコスクールに仲間入り



2025年7月11日、国際高等専門学校が「ユネスコスクール」(UNESCO Associated Schools Network)に加盟することが発表されました。この加盟により、国内の高等教育機関では8校目となり、持続可能な開発のための教育(ESD)の推進拠点としての役割が期待されています。

ユネスコスクールとは?



ユネスコスクールは、文部科学省および日本ユネスコ国内委員会によって、持続可能な開発のための教育を実践するためのネットワークとして196全の始められました。加盟校同士の交流を深め、教師や生徒同士が情報や体験を共有し合うことで、地球全体の問題に取り組むための教育方法や内容の開発を目指しています。

国内では、1,110校以上の学校がユネスコスクールの加盟校や候補校となっており、その多くが小中高等教育機関です。高等教育機関では、国際高専に加え、国立石川工業高等専門学校も加盟しており、これらの学校は日本における持続可能な発展のための教育において重要な役割を担っています。

国際高専の役割



国際高等専門学校は、持続可能な発展に向けた教育の最前線を行く学校として、多くの取り組みや背景を持っています。その中で、特に重視されているのが、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する教育です。学校は、次世代のリーダーとなる生徒たちに、国際的な視野を持たせるとともに、地球市民としての意識を育むことを目指しています。

ユネスコスクールの加盟は、学校がそれらの教育理念や方針を強化するための新たな機会を提供し、より一層の授業の質向上を図るきっかけとなるでしょう。

ユネスコの理念と教育のインパクト



ユネスコ憲章にある「戦争は人の心の中で生まれる」という言葉は、教育が将来を担う生徒の心に平和を築く重要性を示しています。国際高専としても、この理念に基づき、平和を築くための取り組みを行っていくことが求められています。

加盟校は、基本的人権の尊重、ジェンダー平等、社会的進歩、自由、公正さ、多様性の尊重を促す教育を行うことが目指されています。同時に、国際協力を通じて平和の促進を実現し、持続可能な開発に寄与することが期待されています。

今後の活動と目指す方向性



国際高専では、ユネスコスクールとして、様々なテーマに基づいた活動を展開する予定です。特に、教育と非暴力の文化を育てること、持続可能な生活や異文化交流の尊重など、SDGsの達成に直結する教育の実践が求められています。

この新たなステージにおいて、国際高専が地域や国際社会に対してどのような影響を与えていくのか、今後の取り組みに期待が高まります。

持続可能な教育を通じて、より良い未来を築くために国際高専が果たすべき役割は、これからも進化し続けることでしょう。


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