NICUとオンライン面会
2025-02-13 12:24:06

新生児集中治療室とのオンラインでの絆を深めるシステム導入

新生児がいる家庭を支える新システムの導入



新たな試みとして、杏林大学医学部付属病院が24時間オンライン面会システムを導入しました。このシステムの背景には、新生児集中治療室(NICU)に入院している赤ちゃんとその家族が直面する心理的な負担があります。長期間の入院により、親が感じる不安を少しでも軽減し、親子の絆を深めることを目的としています。

24時間オンライン面会システムの特徴


このシステムでは、エレコムのDXアンテナが製造した「卓上みまもるカメラ」を使用し、自宅からリアルタイムでお子さまの様子を監視できます。これにより、いつでも赤ちゃんの姿を見ることができ、特に生後最初の数週間という大切な時期において、親子の絆の形成がサポートされます。

NICUでの親子の距離を縮める意義


新生児は、早産や器質的な問題がある場合、NICUでの治療が必要となります。この状況下、家族は赤ちゃんと離れて過ごすことが多く、特に母親は精神的な負担を強いられます。このシステムは、家族が離れていても精神的に近く感じられるように設計されています。家族が自宅で赤ちゃんを見守ることで、親は日常生活の中でも赤ちゃんがそばにいるような感覚を持つことができます。

小澤助教のコメント


杏林大学医学部付属病院の小児科医、小澤悠里助教は、システム導入の意義について次のように語っています。「赤ちゃんがNICUに入院している間、家族は様々な不安を抱えます。特に新型コロナウイルス感染症の影響で面会が制限される中では、家族との絆も難しくなることが多いです。このシステムがあれば、少しでもその不安を緩和し、家庭に安心を提供できると期待しています。」

トライアル期間中の成果


このオンライン面会システムは、2023年にトライアル期間を経て正式採用されました。トライアル中においては、利用した両親からは不安度が低下し、搾乳の量が増えるなど、ポジティブな効果が確認されました。また、医療従事者からも評価が高く、医療現場と家族の信頼関係の向上にも寄与しました。

さらなる発展


エレコムは、このシステム導入によって、赤ちゃんと家族の絆を深める支援ができることを心から嬉しく思っています。今後も、医療現場の声に応えながら、さらなる製品開発を進めていく意向を示しています。エレコムの「卓上みまもるカメラ」は、高画質で双方向通話も可能な機能を備えており、利用者にとって非常に便利なデバイスです。

まとめ


杏林大学医学部付属病院の取り組みは、NICU入院のお子様を持つ家族に新たな希望をもたらしています。このオンライン面会システムが、親子の絆をより一層深め、家族が安心して過ごせる環境を整える手助けとなることを期待しています。


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会社情報

会社名
エレコム株式会社
住所
大阪府大阪市中央区伏見町4丁目1番1号明治安田生命大阪御堂筋ビル9F
電話番号

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