再生可能エネルギー技術実証
2024-07-04 16:49:46

ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの同時実現へ! 東急不動産ら、環境省公募に採択され実証事業開始

ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの両立を目指す!環境省公募に採択された技術実証事業



株式会社JDSCは、東急不動産株式会社、株式会社石勝エクステリア、株式会社リエネと共に、環境省の「令和6年度 ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの同時実現に向けた再生可能エネルギー推進技術等の評価・実証事業」に採択されました。この事業は、自然再興(ネイチャーポジティブ)と温室効果ガス排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)を同時に達成することを目指す、国内初の技術実証公募です。

今回の実証事業は、「自然を生かした解決法(Nature Based Solution:NbS)」を活用し、再生可能エネルギー技術のネイチャーポジティブへの貢献を検証します。具体的には、太陽光パネル設置における植生管理の重要性に焦点を当て、パネル下部の植物の蒸散作用によるパネル温度の低下や、周辺の自然生態系の豊かさを調査・分析します。

実証実験は、東急不動産が所有するリエネが管理する再エネ事業地で行われます。石勝エクステリアは独自の緑化ソリューションの知見を活かし、調査を実施します。JDSCは、環境センサーを設置し、AIとデータサイエンスを活用した地温抑制調査、発電効率調査を行い、得られたデータからネイチャーポジティブに資する要因を分析します。

このプロジェクトには、千葉大学、東京都市大学、株式会社地域環境計画など、各分野の専門家も参画し、産学連携で評価・実証を進めます。再エネ事業地におけるネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの実現に向けて、有効な施策を探索していきます。

JDSCの取り組みと社会への貢献



JDSCは、エネルギー関連業界を注力業界の一つとして位置付け、これまでにも太陽光発電電力量の高精度予測システムの開発や、地域における食とエネルギーの総合産地化プロジェクトなど、さまざまな取り組みを行ってきました。今回の実証事業も、AIやデータサイエンスの活用によって、社会課題の解決と日本の産業のアップグレードに貢献する取り組みの一つです。

JDSCは、AIアルゴリズムに関する技術力、AIソリューションの実行力、大手企業との共同開発力という3つの強みを活かし、産学官連携によるイノベーションを推進していきます。今後も、データサイエンスの知見を基に、先端技術を社会実装することで、持続可能な社会の実現に貢献していく予定です。


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