Web3プラットフォームの強化
2025-09-30 11:27:17

パナソニックとジャスミーが協業、Web3プラットフォームを強化する成果を発表

パナソニックとジャスミーの協業で見えてきたWeb3の未来



パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社(以下、パナソニック アドバンストテクノロジー)とジャスミー株式会社(以下、ジャスミー)は、Web3に基づく新しいプラットフォームの開発に向けて協業を行なってきました。両社は2024年2月にプロジェクトをスタートし、その成果を報告しました。今回の協業では、個人情報とその利活用をテーマに、多くの人々が安心して利用できるプラットフォーム作りを目指しています。

協業の成果



1. パーソナルデータロッカーの機能拡張


ジャスミーが提唱する「データの民主化」において中心的な役割を果たす「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」の機能が充実しました。
新機能の特徴
1. マイナンバーカードを用いた個人認証機能
この機能は、スマートフォンアプリを利用して厳格な本人確認が可能で、ユーザーが自分のデータを安全に管理できます。
2. 権限譲渡機能
ユーザーがデータをどう活用するか、他者に譲渡するかを選択できる新たな価値を生み出す仕組みです。
3. IoTデータの効率的処理
IoTデバイスからのデータを安全に処理し、時系列で管理できる機能を導入しました。

2. 開発キットの公開


さらに、ジャスミーは開発者向けにPDLを簡単に利用できるSDK(Software Development Kit)を公開しました。これにより、スマートフォンやパソコンのアプリでPDLの機能を活用することが容易になります。
この開発用SDKは、ジャスミーのDeveloper Programサイトで入手可能です。

3. Jasmyベースアプリの開発


両社は、プラットフォームの利用を拡大するためにJasmyベースアプリを開発しました。このアプリの特徴として、
1. アプリ内アプリの追加が容易
ここではユーザーが簡単にアプリを追加できるフレームワークが提供されています。
2. 安全な個人情報管理
PDLと連携し、個人情報を安全に管理し活用する機能を備えています。
3. 多彩な機能インターフェース
ユーザーはジャスミープラットフォームの多様な機能にアクセスできます。
これに基づき、健康増進を狙ったウォークラリーアプリも開発中で、実証実験が行われています。

4. ファントークンプロジェクトへの展開


また、ジャスミーはプロサッカーチーム「サガン鳥栖」と連携し、プロジェクト「さガッツ!」を通じて、ブロックチェーンを利用したポイント制度など新しいサービスの提供も始めています。

今後の展開


両社は今後、自治体や企業、教育機関でのJasmyベースアプリの利用をさらに推進する計画です。それに伴ってプラットフォームの機能強化や進化も行なっていきます。これによって、より広範囲で利用されるプラットフォームとなることを目指しています。

ジャスミー株式会社


ジャスミーは、IoTのプラットフォーム開発を手掛けており、安全で安心できるデータ利用を促すことに力を入れています。
この仕組みを通じて、ユーザーが自らのデータの主権を取り戻し、広範な分野で利用できるプラットフォームを目指しています。

パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社


パナソニックの関連企業として、自動車や物流ロボットの開発を手がけるこの会社は、さまざまな業界でのイノベーションを追求しています。
これにより、安全で安心な未来社会の基盤を築くことを目指しています。


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会社情報

会社名
パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6900-9742

トピックス(IT)

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