セガ エックスディーが公開した『国内ゲーミフィケーション業界カオスマップ 2024年度版』
2024年度版の『国内ゲーミフィケーション業界カオスマップ』が、セガ エックスディーによって公開されました。このカオスマップは、23年度版から18社増の計216社を14のカテゴリーに分けて掲載しています。特に今年は、ヘルスケア分野での事業者数の増加が見られ、他にも受託/DX含むや業務支援/ゲーミフィケーションツールのカテゴリーも增加しました。
カオスマップ制作の背景
「ゲーミフィケーション」とは、ゲームの要素を非ゲーム的な文脈で活用し、従業員のやる気向上や業務効率の改善を図る手法です。この概念は2010年頃に広がり、日本においても一度注目を浴びましたが、2020年以降のデジタルトランスフォーメーション (DX)の進展を受け、再度注目を集めています。世界のニュースに報告されているように、ゲーミフィケーション市場は2024年には224億5,000万米ドルに達する見込みです。
カオスマップ完成の意義
このカオスマップは、日本国内のゲーミフィケーション業界の認知を高めるとともに、ビジネスパーソンが適切なパートナーを選定する助けとなることを目的としています。掲載された事業者は、日本国内向けに業務を行っており、ゲーミフィケーションに関するソリューションやサービスを提供しています。
ゲーミフィケーションの定義
本カオスマップでのゲーミフィケーションは、ゲーム的要素を使って行動を促す手法とされています。日本ゲーミフィケーション協会や経済産業省の定義を踏襲し、またガートナーの広義の定義も念頭に置きながら、ゲーミフィケーションの利用がどのように多様に展開されるかを示しています。講座やセミナーでは、教育分野やビジネスシーンでどのように使われているかについても触れています。
事業者の分類基準と掲載カテゴリー
本カオスマップでは、BtoBおよびBtoCの事業者を含む各企業を、業種ごとに14のカテゴリーに分けています。たとえば、体験型研修やヘルスケア、シリアスゲームなど多岐にわたる業務が含まれます。このような取り組みにより、事業者は自社に合ったサービスを見つけやすくなります。
編集委員会の構成
本カオスマップは、セガ エックスディーを含む専門家たちによって監修されており、参加メンバーの知見を融合させています。それぞれのメンバーが多様な視点を持ち込むことで、より包括的かつ深い内容のカオスマップに仕上がりました。
結論
『国内ゲーミフィケーション業界カオスマップ 2024年度版』は、企業や業界の最新の動向を把握し、有力なパートナーを見つけるための貴重な資料となることが期待されます。カオスマップを通じて、業界全体の活性化とさらなる発展に寄与することが目指されています。興味のある方は、公式サイトからPDFをダウンロードし、ぜひ内容を確認してみてください。
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