イークラウドNEXTが「エンジェル税制」による優遇措置の適用を開始
最近、イークラウド株式会社が運営するスタートアップ投資プラットフォーム「イークラウドNEXT」が、政府の「エンジェル税制」に基づく税制優遇の対象となりました。これにより、個人投資家は初めて「イークラウドNEXT」を通じてスタートアップへの投資の際に、税の優遇を受けることができるようになります。これによって、IPO(新規株式公開)を目指す有望な企業への投資が一層身近に感じられるでしょう。
投資事業有限責任組合(LPS)とは
まず、LPSとはLimited Partnershipの略で、主に非上場企業を対象とした投資ファンドの一形態です。この構造の利点は、個人が特定の企業に対して比較的小額から投資を行うことが可能であり、それに伴うリスクを分散できる点にあります。特に「イークラウドNEXT」のLPSが経済産業省の認定を受けたことにより、従来難しかった個人投資家のエンジェル税制の適用が可能になりました。
エンジェル税制の概要
エンジェル税制は、一定条件を満たす非上場企業に投資を行った個人投資家に対して、税制上の優遇を提供します。主に以下のような特典が用意されています。
1.
投資時点の優遇措置
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優遇措置A:対象企業への投資金額から2,000円を引いた金額をその年の総所得から控除(上限あり)。
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優遇措置B:対象企業への投資金額全額をその年の株式譲渡益から控除(上限なし)。
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プレシード・シード特例:対象企業への投資額をその年の株式譲渡益から控除(上限20億円)。これは「非課税」とされる特典です。
2.
売却時点の優遇措置
- 投資時に未上場株式の譲渡損失が生じた場合、他の株式譲渡益との損益通算や翌年以降の繰越控除が可能です。
認定LPSのメリット
「イークラウドNEXT」を通じて投資を行った場合、上記の税制優遇を受けられる可能性があるため、個人投資家にとっては非常に魅力的な機会となります。認定LPSを利用することにより、資産形成がしやすくなるだけでなく、リスクマネーの供給を通じてスタートアップの成長をも支援する形になります。
イークラウドの取り組み
イークラウド株式会社は、今後も税制優遇を活用できるファンドの組成を進めていく計画です。また、サービスのアップデートを図り、スタートアップと投資意欲のある個人投資家とのマッチングを促進することに力を入れています。
特に「イークラウドNEXT」は、近い将来のIPOを見据えた企業への投資を目的とした会員限定のファンドであり、特定の1社に絞った投資を行います。これにより、投資家がファンドの対象企業を深く理解し、共感した上での投資判断が可能になります。
成長企業への投資の選択肢
国内スタートアップに焦点を当て、技術力で世界と競争する企業や、日本が抱える社会課題に取り組む企業、生活を変革するサービスを展開する企業など、多様なテーマに挑む企業が投資対象となります。このような企業への投資を通じて、社会に貢献しながらも自己の投資利益を得ることが期待できます。
まとめ
「イークラウドNEXT」のLPS認定取得は、個人投資家にとって新たな投資の選択肢が開かれたことを意味しています。今後ますます注目されるスタートアップ投資の世界へ誘う扉が開かれ、さらなる成長を期待できるでしょう。
詳細は公式サイトで確認してください。