アポクリートの業務統合と「intra-mart」の導入
アポクリート株式会社は、NTTデータイントラマートが提供するエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を導入しました。これは、同社が全国約180店舗を展開する調剤薬局の業務オペレーションを統一し、業務効率化を図るための重要なステップです。アポクリートは、2021年にアポロメディカルホールディングス、株式会社日本アポック、株式会社中日ファーマシーの3社が経営統合し、主力事業として薬局業務に注力してきました。
導入の背景
アポクリートは、基幹システムは統合されているものの、診療報酬明細を作成するレセコンやその周辺システムは旧社ごとの運用が残っており、業務オペレーションの一体化がされていませんでした。このため、情報システムの統合が急務となっていました。また、従来のワークフローシステムの使い勝手や承認ルートの柔軟性にも限界があり、代替システムの導入が求められていたのです。
その結果、アポクリートは「intra-mart」を採用し、全店舗間での情報共有や各種許可証管理を一元化することに成功しました。
intra-martを選んだ理由
アポクリートが「intra-mart」を選んだ理由は、以下の4点に集約されます。
1.
直感的な操作性: ユーザーが自由に入力項目を移動させながら画面を構築できるメリットがあります。
2.
柔軟なワークフロー設計: 日本の商習慣に合わせた承認フローの設定が可能で、複雑なビジネス環境に適応できます。
3.
コスト効率: CPUごとのライセンス体系により、ユーザー数課金に比べてコストが抑えられます。
4.
高い拡張性: ビジネスの成長に対応し、企業全体の需要に応じた迅速なシステム展開が可能です。
導入による効果
「intra-mart」の導入により、アポクリートは以下のような効果を得ています。
- - 事務処理にかかる時間が短縮され、業務が効率化されました。
- - 申請画面のデザインが統一され、利用者の情報入力の負担が軽減しました。
- - 承認者と確認者を明確に区別することで、権限設定が柔軟になりました。
- - 起案から承認までの時間が大幅に短縮され、業務の迅速化が実現しました。
- - 簡単に過去の案件を検索できるようになり、業務効率が向上しました。
導入・開発はイントラマート社のプラチナパートナーであるNECネクサソリューションズが支援しています。
アポクリートは、今後も「intra-mart」を基盤とし、業務改革やデータ活用に取り組み続け、より効率的な薬局運営を目指していく予定です。NTTデータイントラマートは、企業のビジネスモデルの変革に貢献し続けるでしょう。
詳細情報はNTTデータイントラマートの公式ウェブサイトで確認できます。
公式サイト:
intra-mart
この導入事例は、今後の業務の発展に大きく寄与することが期待されます。