古郷医師の快挙
2025-03-19 16:44:26
古郷幹彦医師、口唇口蓋裂の研究で名誉ある日本歯科医学会賞受賞
先日、医誠会国際総合病院の歯科口腔外科に所属する古郷幹彦医師が、第114回日本歯科医学会会長賞を受賞する栄誉に輝きました。この賞は、歯科医学や医療の発展に顕著な貢献をした医師や研究者に与えられるものです。
古郷医師は、口唇口蓋裂に関する研究を40年以上にわたり続けており、その取り組みが評価された結果の受賞となりました。彼が注力してきたのは、症状を持つ患者一人一人に寄り添った治療法の確立です。古郷医師の研究成果は、単なる医療技術の向上を超えて、患者が自信を持って社会生活を営む手助けをすることを目的にしています。
日本歯科医学会会長賞とは
日本歯科医学会会長賞は、毎年選ばれる優れた研究者や医師に授与されるもので、歯科医学の進歩に寄与した業績が対象となります。今年度の受賞者である古郷医師は、口唇口蓋裂の治療分野において、その研究が特に優れていると認められました。研究内容は、特定の治療法を確立するだけでなく、患者に寄り添うケアを進めるもので、その取り組みは多くの患者の心身の健康をサポートしています。
医誠会国際総合病院の取り組み
医誠会国際総合病院では、遺伝子診療部門を中心に、歯科口腔外科をはじめとする多様な専門分野の医療関係者が協力し合い、患者一人一人に最適な医療を提供しています。例えば、口腔外科のチームは形成外科や小児科、産科、言語聴覚士、栄養士などと連携し、患者の身体的な問題だけでなく、心理的および社会的な問題にも幅広く対応しています。
治療においては、手術やリハビリテーションにとどまらず、患者がより良い生活を送れるようにするための包括的な支援を行っています。患者が治療後に自信を持って社会に復帰できる支援は、古郷医師の研究の核心に据えられています。
医誠会国際総合病院は、今後も患者のニーズに応じた医療サービスの提供に努め、地域医療の向上を図ります。そして、多職種協働によるチーム医療を強化し、より多くの患者が質の高い医療を受けられるよう、継続的に努力を重ねていく予定です。
古郷医師のプロフィール
古郷幹彦医師は、医療法人医誠会に所属し、歯学博士としてのキャリアを持つ著名な専門家です。彼は、大阪大学の名誉教授も務めており、日本口腔外科学会、口腔科学会、口蓋裂学会、顎変形症学会など、多数の学会で重要な役職に就いています。また、医誠会国際総合病院の一員として、幅広い治療技術と深い知識を活かし、患者のための医療提供を続けています。
医療法人医誠会は1979年に設立され、全国にわたって病院やクリニックを運営しています。医誠会国際総合病院は、その中で特に多岐にわたる47診療科を持ち、24時間体制での救急医療提供を行っています。さらに、国際医療ツーリズムへの挑戦や低侵襲治療など、最新の医療提供体制を整えています。地域医療に貢献しながら、患者に様々な医療サービスを提供する役割を果たしているのです。
会社情報
- 会社名
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医療法人医誠会
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