遠山莉生選手がデフリンピックで金メダルを獲得
東京パワーテクノロジー株式会社は、広範な事業を展開しながら、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進にも力を注ぐ企業です。その一環として、聴覚に障がいのあるアスリートの支援を行っています。2025年に東京で開催されるデフリンピックに向けて、同社が誇るアスリートたちが日本代表として挑戦しています。
特に、2026年度に入社予定の遠山莉生選手が、陸上競技のハンマー投で金メダルを獲得しました。彼は自己ベストの60.19mを記録し、安定したパフォーマンスを発揮しました。その成果は、1投目から今シーズンのベストを更新することで示され、堂々の優勝を果たしました。
遠山選手の喜びと挑戦
競技後、遠山選手は「世界記録を目指していたため、悔しさもありますが、自己ベストを更新できたことはとても嬉しい」とコメントしました。病気や怪我から復活した彼は、治療を通して多くの人に支えられ、最良の状態で大会に臨むことができたと述べました。そして、彼は前回の大会では3位にとどまった悔しさを抱えつつも、今回日本での表彰台独占を成し遂げ、一位を手に入れたことに大きな喜びを感じていると語りました。彼は、デフリンピックに参加する意義についても触れ、多くの方々に共生社会の実現に貢献したいとしています。
企業としてのD&Iの取り組み
東京パワーテクノロジー株式会社は、さまざまな価値観を持つ人材の活躍が新たな価値創出に繋がると信じ、D&Iの推進に力を入れています。障がい者雇用や女性活躍の促進に取り組むほか、障がいのあるアスリートに対する支援も行っています。現在、デフリンピックに向けて遠山選手を含む数名を支援しており、マネジメントサポートやトレーニングを通じてアスリートの成長を実現しようとしています。
また、同社は日本デフ陸上競技協会や日本ろう者サッカー協会とパートナーシップを結び、障がい者スポーツの発展を自社の事業として支援しています。所属アスリートたちは、社内外のイベントや情報発信も担い、障がい者スポーツに対する理解を促進し、多様性を尊重した価値観を広めています。これらの活動が、共生社会の実現に向けた一助となり、多くの人に感動と勇気を届けています。
会社概要
東京パワーテクノロジー株式会社
- - 代表者:本橋 準
- - 所在地:東京都江東区豊洲五丁目5番13号
- - 設立日:2013年7月1日
- - 事業内容:環境事業、火力産業プラント事業、原子力事業など
このように、東京パワーテクノロジーは、企業としてだけでなくアスリートとしての活動を通じて、社会に貢献し続けています。引き続き、彼らの挑戦と共生の実現に注目していきましょう。