オンライン相談窓口、始動
2023-08-18 15:30:01

NTTデータと共同開発したオンライン相談窓口サービスが本運用開始

NTTデータとの共同開発によるオンライン相談窓口サービスの導入



株式会社アセットコンサルティングフォース(以下、ACF)は、株式会社NTTデータとの共同開発により、自治体向けのオンライン相談窓口サービスの本運用を開始しました。この新しいサービスは、住民がオンラインで様々な相談を行い、必要な手続きをその場で完結できる仕組みとなっており、いわば「行かなくてよい窓口」を実現しています。

仕組みと利便性の向上


新たに導入されたこのオンライン窓口サービスは、ACFが提供するデジタル接客ソリューション「コネクトフォースTM」を基盤としており、これにNTTデータ社が開発した「Teleco®」の機能が組み合わさっています。この取り組みにより、住民は自宅にいながらにして、必要なサービスをスムーズに受けることができるようになります。これまでは物理的な窓口へ足を運ぶ必要がありましたが、オンライン化により、その負担が軽減されます。

実証実験を経て、多くの住民からのフィードバックを集め、使いやすさを向上させたこのサービスにより、自治体職員の働き方改革も同時に進むことになります。住民からの相談や手続きに対する対応が効率化されることで、職員はよりきめ細やかなサポートを提供できるようになります。

背景と今後の展開


最近では、「デジタル田園都市国家構想」が提唱され、オンラインでの行政手続きが求められるようになっています。しかし実際、利用率は伸び悩んでおり、住民の不安や使いづらさの声もあるのが現状です。このような背景から、ACFとNTTデータは協力して、住民目線での使いやすいサービスを提供することを目指しています。特に、「行かなくてよい市役所」としての実現が期待されているのです。

今後は、このオンライン窓口の導入が進むことで、さらに多くの自治体がシステムを採用し、サービスの拡大が図られることが見込まれています。ACFは、NTTデータとの業務提携を強化し、この新たな取り組みを通じて、全体の業績向上へとつなげていく方針です。

ソリューションを支える企業群


ACFは、ITシステムにおけるコンサルティング、開発、保守運用など幅広いビジネスを展開しており、ユーザーのニーズに応じた対応ができる企業です。また、親会社であるヒューマンクリエイションホールディングスは、システム開発に関する人材派遣やコンサルティングサービスを一手に受け持つ企業群として、業界内での存在感を発揮しています。

まとめ


このように、NTTデータとの提携によるオンライン相談窓口サービスの本運用開始は、住民サービスの質を大幅に向上させる可能性を秘めています。今後もこの流れが加速し、自治体におけるデジタル化が進展することが期待されます。これにより、住民はより快適に行政サービスを受けられる環境が整い、職員の業務負担も軽減されることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス
住所
東京都千代田区霞が関3丁目2番1号 霞が関コモンゲート西館24階
電話番号
03-5157-4100

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