データ視点アプローチによるデータマネジメント基盤サービスが発表
株式会社リアライズとNTTデータビジネスシステムズが、業務課題を解決し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を強化する新たなサービスの提供を開始しました。このサービスは、データマネジメントに特化した取り組みを通じて、顧客のビジネス現場におけるデータ活用をサポートすることを目的としています。
背景
企業がデータを活用し経営をより効果的に行うためには、情報の可視化と分析が不可欠です。多くの企業がデータドリブン経営を目指し、DMP(データマネジメントプラットフォーム)やCDP(カスタマーデータプラットフォーム)の導入を進めていますが、この流れは特に大企業に留まらず、中小企業にも広がっています。しかし、単にデータ基盤を構築するだけでは、期待する活用につなげることが難しいのが実情です。どんなデータを、そのデータをどう活用し、分析に結びつけるかといった「データ視点でのアプローチ」が重要です。
新サービスの概要
この新サービスは、データを基盤にして経営課題を解決したい企業に向けて提供されます。具体的には、データ収集から蓄積、整備、そして活用に至るまでのプロセスを統一されたルールに基づき管理できる仕組みを構築します。顧客の現状を踏まえて、最適な運用体制を整え、その結果、データの活用効果を最大化することを目指します。
リアライズが培ったデータの取り扱いスキルとNTTデータビジネスシステムズの開発力を結集させ、データマネジメント基盤の構築を支援します。これにより、お客様はより低コストかつ効率的にデータに基づく意思決定が行えるようになります。
サービスの構成
本サービスは、いくつかの主要な機能から成り立っています。
1.
データブレンディングサービス: 異なるデータソースを統合し、包括的な分析を支援します。
2.
基盤構築サービス: システム全体の設計、開発を行い、データ運用の基盤を築きます。
3.
システム運用・定着化支援サービス: システム導入後も継続的にお客様の運用をサポートし、活用を促進します。
これにより、導入したシステムが活用されにくいという課題を解決し、データを生かすための強力な支援を提供します。
提供技術
この新しい基盤は、NTTデータが展開する「Trusted Data Foundation™」のアナリティクスマネージドサービスを基に構築されています。これにより、迅速な立ち上げや小規模スタートの実現が可能になり、企業のニーズに応じて柔軟な対応が期待されます。
今後の展望
リアライズとNTTデータビジネスシステムズは、共同でセミナーを開催し、本サービスの普及活動を進めるほか、顧客の声を反映したサービスの追加も検討しています。実際には2020年10月20日に予定している共同セミナーで詳細が紹介され、参加者の受付は9月15日から開始されます。(URL: https://www.realize-corp.jp/event/20201020/)
企業情報
- - 株式会社リアライズ 1997年に設立されたデータマネジメント専門会社で、データ活用力の向上を目的としています。数多くのプロジェクトに参画し、企業のデータ課題を解決する実績があります。
- - 株式会社NTTデータビジネスシステムズ 2011年に設立された情報処理システム開発会社で、DXを支えるソリューションを提供します。クラウド技術やAIを駆使した先進的な技術提供に力を入れています。
お問い合わせ
サービスに関する詳細は、以下の連絡先までお問い合わせください。