バンクチュールが提案する新しいお風呂の過ごし方「bath side living」

バンクチュールが提案する新しいお風呂の概念

ニッコー株式会社が展開するオーダーメイドシステムバスブランド「バンクチュール」は、現代社会のさまざまなニーズに応えるべく、お風呂まわりの新たなライフスタイル「bath side living」を発表しました。この概念は、お風呂やその前後の時間を有意義に過ごすための新しい提案を意味します。特に、心の調和や身体のケアを重要視し、お風呂を単なる入浴行為として捉えるのではなく、家庭内での実質的な安らぎの場として再定義しています。

「bath side living」は、今まで分断されていたお風呂や脱衣所、寝室などの空間を緩やかに繋ぐことで、余白のある新たな間取りを設計することを目的としています。これにより、各部屋の機能間にグラデーションを持たせ、快適な動線を作り出すという考え方です。バンクチュールでは、こうした柔軟な空間利用を可能にする家具やドレッサーも提案し、ユーザーに新しい体験を提供しています。

新たなアイテムと体験

「bath side living」に基づいて、バンクチュールは入浴時を特別なものにするための様々なアイテムを展開しています。たとえば、メディテーションを促進する和ろうそくやオリジナルエッセンシャルオイル、さらに持続可能なバスアイテムも提案しています。これらのアイテムは、五感を通じて「木」の魅力を楽しむことができるBath Toyとも連携し、新たな遊び方を提案しています。

主なアイテムには以下があります：

- float diffuser（フロートディフューザー）：釣り具の「浮き」をモチーフとしたアロマディフューザーで、バス空間に香りを広げる商品。
- 切り抜きPuzzle：キッズ向けのバストイで、遊びながら木の特性を学ぶことができるパズルです。
- 氷山Block：さまざまなサイズと樹種のブロックを使ったバランスゲームで、親子共に楽しめる内容となっています。

これらのアイテムは2025年春頃に販売される予定で、オンラインストア「Maison de Baincouture」で購入可能になります。

モジュールドレッサーとのコラボ

バンクチュールは、生活スタイルの変化を重視し、株式会社Teseraと共同でモジュールドレッサーを開発しました。この商品は、洗面化粧台と家具が融合した新しい概念で、使用者のライフスタイルに柔軟に対応できる点が特徴です。時間が経つにつれ家族構成が変化しても、簡単にデザインを変更できるため、長く使えるアイテムと言えるでしょう。

サウンドデザインによる新しい体験

「bath side living」では、サウンドにも注目が集まっています。バンクチュールは音楽の力を取り入れ、サウンドデザイナーShimon Hoshino氏と協力して「bath side living」のためのオリジナルアルバムを制作しました。このアルバムには、リラックス効果を狙った楽曲が収録されており、お風呂に入る前後の心地よい空間を提供します。

結論

バンクチュールは、創業以来初めての「Brand Book」を通じて「bath side living」のコンセプトを広めようとしています。これにより、単なる入浴のためのスペースではなく、豊かな生活を支える特別な場所としてのお風呂の価値を再定義しています。お風呂の新しい使い方により、今後の生活がより豊かになることを期待しています。