協同組合年の研修
2025-02-17 12:19:23

国際協同組合年に職員が学んだ協同組合の価値と役割

国際協同組合年に職員が学んだ協同組合の価値と役割



2025年に迎える国際協同組合年にちなんで、パルシステム連合会は職員研修を企画しました。この研修は新宿区大久保の東京中央事業本部にて、労働者協同組合のワーカーズコープ・センターで開催されました。

参加者のほとんどは、新たに成長著しい入職5年目から6年目の若手職員で、彼らはこの機会を通じて協同組合の理念や事業の基礎を学ぶことを目的としています。参加者26人は、講師による説明や意見交換を通じて協同組合を深く理解し、今後の業務に活かせる価値を見出しました。

基礎知識から始まる学び



研修は「生協・協同組合の基礎知識」「協同組合の多様な取り組みを学ぶ」「活動団体の声を聞く」といった3部構成で行われました。まず、コモテック人材開発研究所の井上淳信代表が協同組合の基本的な理論を解説し、参加者は協同組合の意義や働き方について考えを深めました。

第2部では、全国労働金庫協会の西田麻紀さんや神奈川県農業協同組合中央会の岩堀義一さん、そしてワーカーズコープの尾添良師さんがそれぞれの組織の活動を紹介しました。ここでは、様々な組織がどのように地域とつながり、利用者にサービスを提供しているのかを知る貴重な機会となりました。参加者は互いに意見を交わし、具体的な事例を通じて共感を得る様子が見られました。

交流会での深まる理解



研修の後半では、参加者から講師への質問へと交流会が進みました。「どのような仕事にやりがいを感じますか?」との質問に対する講師陣の返答を通じ、実際の業務に伴う苦労や喜びを垣間見ることが出来ました。参加者同士も意見を交わしあう中で、協同組合としての連携と共助の価値を更に認識することができました。

そして、最後に一般社団法人反貧困ネットワークの瀬戸大作さんが、経済的な困難に直面する人々を支える活動について説明しました。深刻な相談事例に触れた参加者は、貧困問題に対する真剣な取り組みに感動し、他者を助けるという使命感を抱くようになったようです。

学びを通じた自分の役割再発見



研修を終えた参加者からは、「異なる団体との連携の重要性を感じた」との声や、「自分の仕事が社会に必要であると実感できた」との感想が寄せられました。多様な団体の活動を知ることで、協同組合としての役割を意識し、今後の業務に対する取り組みを一層強化していこうという気持ちが伝わってきました。

また、研修後のアンケートにも、誇りを持って職員として成長していきたいという前向きな意見が多く集まりました。

未来を見据えた協同組合の形成



パルシステム連合会では、今後も職員が協同組合の理念を実感できる場を設け、他団体との連携を深めていく予定です。2025年の国際協同組合年に向けて、協同組合としての力を一層強化し、より良い社会の構築を目指す取り組みを続けていきます。


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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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