VENTURE FOR JAPANの挑戦
2022-07-07 10:00:17

若者と地域の未来をつなぐ「VENTURE FOR JAPAN」の挑戦

「VENTURE FOR JAPAN」の開設背景


「VENTURE FOR JAPAN」は、東日本大震災以降、宮城県女川町での復興支援を通じて形成されました。運営団体アスヘノキボウは、地域の暮らしや産業を盛り上げる中で、特に若い世代の力を生かす必要性に気付いたのです。プログラムは2019年にスタートし、全国の課題解決を目指しています。

プログラムの特徴


このプログラムは、起業を目指す若者が地方でのスタートアップ企業で2年間の経営ポストを担うことに焦点を当てています。アメリカの「VENTURE FOR AMERICA」をモデルに、初年度は新卒や第二新卒が採用され、各企業での研修やメンターとの対話を通じて貴重な経験を積むことができます。現在、16名が参加し、5名がプログラムを無事卒業しました。

公開中の求人情報


「VENTURE FOR JAPAN」では、23卒および第二新卒者向けの求人を掲載中です。今後も新しい求人が追加される予定です。
掲載企業には、以下のような多彩な企業が含まれています:
- 株式会社いきいき
- 株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
- 株式会社カネダイ
- 株式会社コーワークス
- その他多数
これにより地方の中小企業と若者が直接つながり、互いに成長できる機会が生まれます。

設立への想いと今後の展望


プログラム開始からわずか3年で、参画企業は東北を超えて全国規模に拡大しています。これに伴い、2021年に株式会社VENTURE FOR JAPANが設立され、事業のさらなる加速が図られています。出発点は震災復興の経験ですが、その枠を越えて全国へ広がることを見据えています。

小松洋介代表は、「若者の成長や地方企業の人材不足解消を目指し、エコシステムを形成することで日本全体の復興を実現したい」と語ります。今後は新たな資金調達を行い、人材採用を進めつつ、AIなどの先端技術を活用して企業と人のマッチングを強化していく計画です。

まとめ


「VENTURE FOR JAPAN」は、復興の成功だけでなく、地域の今後を見据えたビジョンを持って展開されています。全国の若者が力を発揮する場を設け、地方企業との連携を深めることで、持続可能な社会作りを目指します。また、参加者や地域の成果が日本の復興の新たなステップとなることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社VENTURE FOR JAPAN
住所
宮城県仙台市青葉区春日町9番15号チュリス春日町404号
電話番号
022-200-2332

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