屋久島の電気バス導入
2024-07-23 12:45:20

屋久島での電気バス導入に向けたHyundaiといわさきグループの協力

屋久島での電気バス導入に向けた協力



Hyundai Mobility Japan株式会社といわさきグループが、鹿児島県屋久島での電気バスの導入に関する基本合意書を結びました。この取り組みは、屋久島の豊かな自然環境を保護し、持続可能な公共交通を実現することを目的としています。

2024年7月18日に締結されたこの合意により、Hyundaiの中型電気路線バス「ELEC CITY TOWN」が5台、屋久島町に導入されることが決定しました。これにより、島民や観光客に向けた新たな交通手段が提供され、 CO2削減に向けた一歩が踏み出されます。

環境保護の重要性



近年、世界各国で地球温暖化対策が強く求められる中、日本でも自治体や企業が環境意識を高め、公共交通機関の省エネルギー化が急務となっています。屋久島は、総電力の99.6%を水力発電などの再生可能エネルギーで賄っており、ゼロエミッション化の理想的な場所といえます。

いわさきグループは、屋久島のゼロエミッション化を実現するために、公共交通の一環として電気バスを導入する強い意志を表明しています。これにより、観光地でもある屋久島の環境を持続可能な形で守っていきたいと考えています。

電気バス「ELEC CITY TOWN」



「ELEC CITY TOWN」は、Hyundaiが最新の技術を駆使して開発した中型の電気路線バスです。このバスは、公共交通に求められる高い安全性や利便性を備えつつ、低排出ガスを実現します。具体的な技術としては、先進的なバッテリーシステムを搭載し、充電時間の短縮や走行距離の延長を図っています。

さらに、屋久島の自然エネルギーを活用した電力供給により、運行中のCO2排出ゼロを目指しております。この取り組みは、公共交通の現状を大きく変える試みです。

ゼロエミッション車の普及



将来的には、屋久島全域においてバスやタクシーなどの交通手段を全てゼロエミッション車(ZEV)に切り替えていく計画があります。このビジョンは、屋久島をさらに持続可能な地域として世界中に知らしめることを目的としています。

ZEVは、走行時に二酸化炭素を排出しない電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCEV)を指し、燃料の選択肢が多様化する中、環境に優しい移動手段として注目されています。

いわさきグループとHyundaiの背景



いわさきグループは、1922年に設立され、鹿児島を拠点とする公共交通事業を展開してきました。地域の交通を支える重要な役割を果たしており、現在も地元住民から愛される企業です。一方、Hyundaiは、世界中でのモビリティ課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指して日々革新を重ねています。

最後に



屋久島での電気バス導入に向けたこの基本合意は、地域の環境保護と公共交通の未来に向けた一歩です。Hyundaiといわさきグループが協力し、地域社会に良い影響を与えることを期待しています。


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会社情報

会社名
Hyundai Mobility Japan 株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1みなとみらいセンタービル16F
電話番号

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