万博で学ぶ陸上養殖
2025-07-17 11:08:52

一関高専が大阪・関西万博にて未来の陸上養殖システムを展示

一関高専が大阪・関西万博での出展



令和7年の6月18日と19日、大阪・関西万博の会場にて開催された「EXPO共鳴フェス」において、一関高専が次世代の陸上養殖技術を展示しました。このイベントは、多くの来場者を迎え、さまざまなテーマに基づく革新的な技術やデザインを紹介する機会となりました。

高専未来チャレンジコーナー



ブースでは、「次世代との共鳴」をテーマにした「高専未来チャレンジ」に参加し、全国の高専生が手がける未来社会を描いた作品が展示されました。その中でも一関高専が特に注目されたのは、オゾン技術を用いた水の再生が可能な次世代型陸上養殖システムです。このシステムでは、ウニを育てることができ、水替えが不要というエコフレンドリーな特徴を持っています。

その展示の一環として、来場者には実際にウニと触れ合う体験が提供され、多くの人々がこの新しい養殖の形を楽しみました。ウニの餌やり体験も非常に好評であり、来場者はその生態を間近に見る貴重な機会を得ました。

訪れた来場者の反応



2日間のイベントには、延べ1万4752人の来場者が訪れました。参加者の中には万博の歴史を楽しむ小・中学生や家族連れ、何度も万博を訪れるリピーターも含まれ、幅広い層の人々に一関高専の取り組みを知ってもらうことができました。この展示は地域に根ざした高専の活動を広める重要な機会となりました。

未来への取り組み



一関高専は、「とる」から「つくる」へという理念を掲げ、より地球に優しい養殖システムの社会実装と普及を目指しています。この新しい陸上養殖システムは、持続可能な環境への配慮だけでなく、実際の技術としての可能性も秘めています。地域社会との連携を深めながら、実践的な技術者の育成を進める一関高専は、今後もその役割を果たしていくことでしょう。

一関工業高等専門学校の概要



一関高専は1964年に設立され、岩手県一関市に位置しています。教育理念は「明日を拓く創造性豊かな実践的技術者の育成」であり、地域社会と共に歩む信頼される学校を目指しています。学科と専門科が融合した独自の教育システムにより、実践的な技術教育を行っています。今後もさらなる進展と地域貢献を期待される一関高専の取り組みに注目です。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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