MINISFORUMとAMDが手がけたAI新製品体験会
2023年12月10日、北京でのイベントにて、ミニPCブランドのMINISFORUMが半導体大手のAMDとタッグを組み、新製品の発表と体験会を実施しました。このイベントは、AI技術の進化にともなう需要に応える新しいハードウェアの紹介を目的とし、企業やクリエイターを中心に幅広い参加者が集まりました。
体験会は、MINISFORUMの会長ロイ・ジャン氏をはじめとする両社のトップが登壇し、AI技術の最新トレンドについての講演も行われました。参加者は実機デモを通じて、AI技術の可能性を直接体感することができました。
主な発表内容
今回の体験会で発表された製品は、AIミニワークステーション「MS-S1 MAX」と「AI NAS N5 Pro」です。この2製品は、最新のAI処理技術を活用し、業務効率や生産性の向上を目指しています。
MS-S1 MAXの特長
MS-S1 MAXは、AMDの「Ryzen AI Max+ 395」プロセッサを搭載したミニワークステーションです。16コア32スレッドの性能を持ち、高性能Radeon 8060S GPUや最大50TOPSのNPUが統合されています。この製品は、最大128GBのLPDDR5xメモリや最新のUSB4 V2、デュアル10GbE、PCIe拡張に対応しており、特にAI処理に最適な構成です。さらに、クラスター構成によって6710億パラメータまでの大規模モデルの推論が可能です。
AI NAS N5 Proの特長
一方、AI NAS N5 Proは、AMDの「Ryzen AI 9 HX PRO 370」を中核にし、144TBのハイブリッドストレージを持っています。このシステムは、写真の自動分類やタグ付け、データ保護といったAIによる活用シーンを提供し、セキュリティと効率性を兼ね備えています。また、独自開発の「MinisCloud OS」により、ユーザーは多様なAIアプリケーションを一元的に管理できます。
実際の体験と参加者の声
体験会では、参加者がMS-S1 MAXとN5 Proのデモを直接体験しました。MINISFORUMのエンジニアがガイドを務め、AI推論デモンストレーションやストレージ運用の模擬体験を提供。参加者からは、「コンパクトなボディから想像以上の性能が引き出せる」との驚きの声が上がりました。
このイベントを通じて、MINISFORUMとAMDはAIハードウェア分野での協業を強化していく意向を示しました。両社は、今後も企業から個人利用者まで、誰でも手に入れられる高性能AI環境の普及に向けて努力していくとしています。
MINISFORUMの影響力
MINISFORUMは2018年に設立され、「テクノロジーを日常に」というビジョンのもと、ミニPCやAIワークステーションを開発しています。現在、世界中の400万以上のユーザーが同社の製品を利用し、その影響力は日々拡大しています。詳細については、公式サイトをご覧ください。