京都ノートルダム女子大学の学生が、地元の魅力を発信するプロジェクトを始動させました。
彼らが取り組むのは、左京区役所が募集した「左京区まちづくり活動支援交付金」に採択された「フリーペーパーで改善する観光課題」という事業です。
このプロジェクトは、近年増加する観光客によるオーバーツーリズムの問題を解決するとともに、左京区の山間部周辺への観光客誘致を目的としています。
学生たちは、20代~30代前半の男女をターゲットに、叡山電鉄沿線の魅力的なスポットを紹介するフリーペーパーを制作。
フリーペーパーを通して、観光客が自由に巡るきっかけを作り、自分だけのオリジナルルートを作成できるよう工夫を凝らしています。
学生たちは、実際に足を運び魅力を感じた寺院、レストランなど、厳選された6か所程度のスポットを掲載予定。
フリーペーパーは、叡山電鉄の出町柳駅、貴船口駅、鞍馬駅の3か所に設置される予定です。
学生たちは、「メジャーな観光地だけでなく、左京区の文化や自然の魅力を多くの人に知ってもらいたい。フリーペーパーを通して、京都の別の一面に出会う機会になれば嬉しい」と意気込みを語っています。
このプロジェクトは、学生ならではの視点と熱意で、左京区の魅力を再発見する機会を提供してくれるでしょう。