副業ユーチューバー急増中！新たな働き方の実態とは

働き方改革で注目される副業ユーチューバーの現状

最近、働き方改革の影響で副業を希望する人が増えており、特にユーチューバーという職業が注目されています。ユーチューバーNEXTによる調査では、ユーチューバーとして活動する人の実態が明らかになりました。調査対象者の多くが本業を持ちながら、副業として動画配信に取り組んでいることがわかりました。

働き方改革と副業希望者の増加

総務省が2017年に行った調査によると、5年前と比較して副業を希望する人は1.2倍に増加。このデータは、労働基準法の改正が影響を及ぼしていると考えられます。具体的には、副業者数が約700万人に達しており、収入の向上、キャリアの形成、スキルの向上を目指す人々が多く見られます。

副業ユーチューバーの実態

ユーチューバーNEXTが実施したアンケートでは、有効回答数817名のうち85.8%が兼業でユーチューバーをしていることが判明しました。本業が会社員の人が37.5%に達し、副業としてユーチューバーを選ぶ人が多いことも明らかになりました。

月収の実態

副業ユーチューバーの月収を調査したところ、最も多いのは月収1～5万円で233人が該当しました。続いて1万円未満が195人、10～30万円が105人という結果になっています。また、ユーチューバーとして活動する平均的な時間は1日1～3時間が最も多い188人でした。

さまざまな配信スタイル

アンケート結果から、ユーチューバーの配信内容は個性豊かであることがわかりました。本業をテーマにしたユーチューブチャンネルと、本業とは全く関係のない内容を配信するユーチューバーが存在します。例えば、僧侶である薬師寺寛邦さんは、般若心経にポップスを組み合わせた配信を行っています。一方で、佐賀牛農家の井上さんは剣道の試合を配信しています。