自然を満喫する宿泊型ショールーム『Villa Nordisk』
9月、富士山のふもとに新たなキャンプ体験が誕生しました。その名も『Villa Nordisk』。この施設は、デンマークの著名なアウトドアブランドであるノルディスクが手がけた、宿泊機能付き無人ショールームです。本記事では、Villa Nordiskの魅力や独自の体験をご紹介します。
ノルディスクの理念
ノルディスクは、「Nature is Luxury」を掲げ、自然の中で過ごすことが生活の質を向上させると信じています。特に、ナチュラルな質感のコットンテントは、一部ではグランピングブームの火付け役としても知られており、アウトドア愛好者たちに支持されています。また、「Hygge」というデンマークの文化を通じて、心地よい時間を提供し、日本でもその価値観を広めています。
施設の概要
『Villa Nordisk』は、キャンパーの聖地と呼ばれるふもとっぱらに位置し、宿泊者が自由にテントを設置できる環境を提供しています。施設内には、ノルディスクのアイコニックなテントが多く格納されており、宿泊者はそれらのテントを自在に選んで自身のキャンプスタイルを楽しむことができます。トイレやシャワーに加え、リビングエリアも完備されており、オンラインでスタッフに相談できるサービスも利用可能です。また、周囲の自然と一体感をもたらすために、十分なスペースが設けられています。
デザインの革新
『Villa Nordisk』の建築は、デンマークの建築会社THIRD NATUREによってデザインされ、ノルディスクの代表的なタープ「Kari」をイメージした「Tarp House」と名付けられています。この施設の特徴は、シンプルながらも複雑な構造を持っており、日本の伝統的な建築技術と北欧のデザインが融合しています。関係者の協力の下、難所を乗り越えてきた経緯も興味深い点です。
次世代型無人ショールームの実現
この宿泊施設にはスタッフが常駐せず、最先端のIT技術を駆使してすべての手続きを無人で実行します。チェックインからチェックアウトまでのプロセスはスマートロックやデジタルデバイスを活用しているため、安心して滞在できます。また、宿泊者は必要な情報をその場で確認でき、余計なストレスなくキャンプが楽しめます。
ふもと地区ならではのアクティビティ
宿泊するだけでなく、周辺の豊かな自然を利用したアクティビティも楽しめます。自分で収穫した野菜を調理したり、シェフに料理してもらうなど、ふもと地区の特産品を活かした体験が可能です。さらに、セグウェイでの散策など、普段のキャンプでは味わえないアクティビティも充実しています。
環境への取り組み
ノルディスク本社が位置するデンマークは、SDGs(持続可能な開発目標)への意識が高く、アウトドア領域でもそうした取り組みが進められています。『Villa Nordisk』でも、SDGsに基づいた活動を展開し、世代を超えた健康的なライフスタイルを促進し続けることが目標です。
関係者のコメント
『Villa Nordisk』の立ち上げに際して、ノルディスクのErick J. Møllers氏は「自然の中で過ごすことが人々の幸福につながる」と語ります。また、ノルディスクジャパンの社長、鷲崎広信氏も「Hyggeの概念をより広めるために、日本一のキャンプ場を目指していく」と意気込んでいます。
今後の展開
2022年8月からは、会員制の予約がスタートします。ノルディスクの会員さま限定の先行予約が行われるとのことですので、興味のある方は事前に加入しておくことをおすすめします。興味を持たれた方は、ぜひこの新しいキャンプ体験をお見逃しなく!
参考リンク