カリフォルニアワイン「NORIA」の快挙
カリフォルニアに本拠を置く「NORIA」のワインが、全日空の国際線ファーストクラスに採用されることが決定しました。これまでにフランスをはじめとする各国から厳選されたワインの中で、特に「2022 NORIA Chardonnay, Sonoma Coast」と「2022 NORIA Pinot Noir, Sonoma Coast」が選ばれ、新たな機内飲食体験を提供することになります。これらのワインは12月から順次サービスが開始される予定です。
NORIAブランドは、2010年に設立され、サンフランシスコ東岸のバークレー市に位置するNakamura Cellars, LLCが展開しています。バークレーにはテイスティングルームとワインバーも備えたアーバン・ワイナリーがあり、訪れる人々に本場のカリフォルニアワインを楽しむ場を提供しています。
厳選されたワインの選ばれる背景
全日空の機内ワインセレクションのリニューアルにあたり、ANAのワインスペシャリストによる厳格な試飲審査が実施されました。1,000を超える銘柄の中から、NORIAワインが選出されたのはその品質の高さが認められた証です。特に、NORIAシャルドネが全日空のファーストクラスに採用されるのは2017年ヴィンテージに続いて2度目となります。
複数の選択肢と日本食との相性
NORIAワインは、サンフランシスコ近郊のラシアンリヴァー・ヴァレーやソノマ・コースト、シャローン地区など、9つのブドウ農家から仕入れたブドウを使用しています。日本食との相性を意識した4種類のワインを展開しており、ピノ・ノワールやシャルドネの他にも、ソーヴィニヨン・ブラン、ロゼ、ゲヴュルツトラミネールといった魅力的な品揃えが揃っています。
日本国内では、(株)中川ワインを通じて、各地の店舗やレストランで楽しむことが可能です。いずれも、カリフォルニアの風土を感じさせる味わいが特徴で、日本人の口にも合う仕上がりになっています。
ワイナリーの設立者たち
NORIAワイナリーは、中村倫久氏と柳内淳氏の二人によって設立されました。中村氏は慶應義塾大学卒業後、UCデービス大学でワイン醸造学を学び、20年以上にわたりナパやソノマで多くの経験を積んできました。柳内氏も慶應義塾大学を卒業後、ジョージ・ワシントン大学でMBAを取得し、様々なビジネス分野でのキャリアを重ねています。
アクセス情報と営業時間
NORIAワイナリーは、サンフランシスコ湾を挟んだバークレー市のGilman Streetに位置しており、サンフランシスコ空港やオークランド空港からのアクセスが非常に良好です。訪れる際には、是非立ち寄ってみて、実際のカリフォルニアワインを体験してください。営業時間は、木曜・金曜は15:00〜20:00、土曜・日曜は12:00〜19:00と、週末に訪れる人々のために開かれています。営業時間は変更される場合もありますので、事前に確認することをおすすめします。