阪神・淡路大震災30年企画 「やさしいニュース」の特別放送
2025年には、阪神・淡路大震災から30年が経過します。この重要な節目を前に、テレビ大阪が提供する「やさしいニュース」は、特別な企画を実施します。1月17日(金曜日)午後5時からの放送では、神戸からの完全生中継を行い、災害に関する問いかけを通じて未来を見つめます。
イベントの背景
阪神・淡路大震災は、多くの人々にとって忘れがたい経験です。2025年の30周年に向けて、関西の民放6局とNHKは連携し、「守りたい、だから伝える」というテーマのもと、さまざまなプロジェクトを進めています。「やさしいニュース」では、災害報道の未来や地域インフラ、また小学生たちが抱える記憶の溝など、多角的な視点からこのテーマについて探求しています。
神戸からの特別生中継
1月17日放送では、神戸の象徴的な存在である神戸ポートタワーからの生中継が行われます。神戸市長田区出身で、自身も震災の影響を受けたフリーアナウンサー、宇垣美里氏がゲストとして登場します。彼女の視点から、震災からの30年を振り返りつつ、次の30年に何を残していくべきかを共に考えます。
被災者の声を反映
また、特別企画では、震災が発生した半年後の生放送に出演した被災者の居酒屋店主へのインタビューVTRも活用されます。この映像を通して、彼の体験や視点が、視聴者にとっての新たな気づきのきっかけとなるでしょう。
未来への備え
特別放送の中では、南海トラフ地震を念頭に置いた、現在大阪で進められている備えについても触れます。地域社会としてどのように構え、未来の大災害に備えていくべきか、具体的な情報にも耳を傾けることでしょう。
番組情報
この特別放送を通じて、視聴者が震災の記憶を新たにし、次の世代に何を伝えるべきか、一緒に考えていく大切な機会となります。