京丹後市「roots」
2022-10-07 15:47:03

京丹後市「roots」が2022年度グッドデザイン賞を受賞!若者の挑戦を支援する居場所の魅力

京丹後市の「roots」が受賞



京都府京丹後市峰山町に位置する未来チャレンジ交流センター「roots」が、2022年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この施設は、高校生や地域住民が集い、新たなチャレンジを行うための居場所として設立されました。

「roots」とは



「roots」は、地域の高校生たちが「やってみたい」と思うことを実現する支援を行う場所です。高校生たち自身が書いた「やってみたい」カードを壁に貼り付けることで、地域内外の大人たちともつながりを促進し、多様なプロジェクトが生まれています。

この施設には、「高校生のときに読みたかった一冊」というテーマで地域の人たちから寄贈された本が並ぶ本棚もあり、まさに学びと成長の場となっています。また、開設から約1年8ヶ月で、訪れた人数は延べ5,000人を超え、さまざまなイベントが企画されてきました。

開設の背景



京丹後市内には大学や専門学校が存在せず、卒業後90%以上の高校生が地域を離れてしまいます。そこで2017年から始まった「京丹後未来ラボ」という取り組みを受け継ぎ、若者が主体的に活動できる場所として「roots」が誕生しました。この施設では、地域の高校生たちが抱えるさまざまな不安や悩みに寄り添い、彼らが自分の好きなことを見つけられるよう支援しています。

実際の取り組み



「roots」では、多様なプロジェクトが進行しています。廃校を利用した地域イベント「Rainbow School」では600人以上を集め、クラウドファンディングによって400万円以上の資金を調達した水中考古学の調査など、学校や家とは異なる環境でチャレンジしている高校生たちの姿があります。彼らは、自己表現や進路に関する相談も行い、大人たちとのコミュニケーションを楽しむことができています。

受賞の意義



2022年度のグッドデザイン賞では、地域の高校生たちが自分自身を表現し、地域の大人たちと連携していく様子が評価されました。特に、若者たちが自由にアイデアを発信し、地域がそれを応援するという取り組みが明確に可視化されている点が特徴的です。このような活動が地域性を醸成し、若者たちに対するポジティブな影響を与えていることが評価されたと言えるでしょう。

まとめ



「roots」は、地域と若者をつなげる”ハブ”として機能しており、その成功は他の地域にも良い刺激を与えることでしょう。特に、少子高齢化が進む中で、高校生たちがいきいきと活動し、自らの未来を描ける場所があることは重要です。京丹後市の「roots」は、今後も地域に根ざした活動を通じて、多くの人を魅了し続けることでしょう。

会社情報

会社名
有限責任事業組合まちの人事企画室
住所
京都府京丹後市網野町網野1655-3
電話番号
090-7556-2174

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