スタートアップ資金調達
2025-08-12 08:00:33

2025年スタートアップ資金調達ランキングを発表!未来産業はどこへ向かうのか

2025年スタートアップ資金調達ランキングを発表



フォースタートアップス株式会社が、2025年7月に行われたスタートアップ資金調達ランキングを発表しました。このランキングは、国内の成長産業を支援するための重要なデータベース「STARTUP DB」を基にしたものです。今回は、宇宙関連や空のモビリティといった新興セクターが注目を集めています。

資金調達ランキングトップ3の企業



1位: インターステラテクノロジズ



ランキングの首位に立ったのは、小型人工衛星打上げロケット「ZERO」を開発するインターステラテクノロジズです。この企業は、シリーズFラウンドにおいて65億円の第三者割当増資と24億円の融資を受け、合計89億円を調達しました。インターステラテクノロジズは、国内初のロケット事業と通信衛星事業を統合し、宇宙インフラ企業を目指しています。

同社は、小型人工衛星専用ロケット「ZERO」と観測ロケット「MOMO」の両方を開発しており、さらには高頻度打上げを可能にする技術の工業製品化にも取り組んでいます。ロケットの効率化だけでなく、自社のロケットを活用した通信衛星事業にも注力しており、JAXAや総務省からサポートを受けながら開発を進めています。今後は宇宙の総合インフラ企業へと更なる進化を遂げることを目指しています。

2位: SkyDrive



次に名を連ねたのは、「空飛ぶクルマ」を手掛けるSkyDriveです。彼らはプレシリーズDラウンドで83億円もの資金を調達し、これにより累計調達額は430億円を超えました。「空飛ぶ車」として知られるこの機体は、3人乗りの垂直離着陸型航空モビリティを中心に開発されています。ここでの特色は、高度なEV技術や空飛ぶクルマの技術力にあります。

SkyDriveはスズキとの提携による製造や、国内外での380機以上のプレオーダーを達成しており、官民連携による実用化にも取り組んでいます。今回の資金調達を通じて、開発チームのさらなる増強や各種試験環境の整備を進め、開発と証明活動を加速させる計画です。

3位: LegalOn Technologies



3位は次世代リーガルテックプラットフォーム「LegalOn」を提供するLegalOn Technologiesです。同社はシリーズEラウンドで71億4,000万円を調達し、これまでの全資金調達総額は286億円に達しました。このプロダクトは、法務業務を効率化するためのAIエージェントを搭載しており、契約書のレビューや法務相談を自動的に支援します。

導入企業は、国内上場企業の25%以上を含む7,000社以上に達しており、AIエージェントの開発においては業務効率の向上を目指しています。今後の展望として、グローバル展開とAIエージェントの開発強化を計画しています。

まとめ



以上のように、2025年7月の資金調達ランキングでは、宇宙インフラ企業や空のモビリティ、法務業界において注目が集まっています。スタートアップの進展は、社会全体に新たな価値をもたらす可能性を秘めています。フォースタートアップスは、今後もスタートアップエコシステムの活性化に努め、成長産業の発展を支援していく所存です。詳細な情報が必要な方は、ぜひ「STARTUP DB」をのぞいてみてください。新たな投資機会が広がっています!

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会社情報

会社名
フォースタートアップス株式会社
住所
東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 31F
電話番号
03-6893-0650

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