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愛媛の伝統が息づく新しいバッグの誕生

愛媛県の無形文化財として認定されている「伊予かすり」を使用した新作バッグが、タオル専門店・伊織より登場しました。5月23日（金）に登場するトートバッグ「tonari to iyokasuri TOOL」とショルダーバッグ「tonari to iyokasuri NOTE」は、現代のライフスタイルに自然に溶け込むデザインが魅力です。

「伊予かすり」とは？

「伊予かすり」は、約200年前に誕生し、日本三大かすりの一つとして広く知られています。主に和装用に用いられてきたこの美しい織物は、手染めの技術によって独特の模様が生み出されることが特徴です。しかし、和装の衰退により製造所は減少し、現在では白方興業株式会社が唯一の製造者となっています。そこで、伊織はこの貴重な文化をもっと身近に感じてもらうために、白方興業との共同プロジェクトを立ち上げました。

新作バッグの誕生背景

昨今のトレンドとして注目される「BORO」の発想を取り入れ、意図的に伊予かすりで補修したように見せるデザインが施されています。特にバッグのハンドル部分には伝統的な絣の織柄が使われ、使い込むことでその美しさが引き立つようになっています。これにより、過去の「野良着」としての役割も感じていただけるでしょう。

地域の強みを生かした素材

また、バッグの内張りには生産過程で発生した“残糸”からつくられたタオル生地が使用されています。このタオルは特別な技術で強度を高め、バッグの中に入るアイテムをしっかりと保護。また、100年以上の歴史をもつ福山のデニムメーカー、篠原テキスタイル株式会社の規格外デニムを使ったサステナブルなものづくりにも取り組んでいます。

デザインはシンプルに使いやすく

「tonari to iyokasuri TOOL」はA4ファイルやノートPCも楽々収納できるトートバッグです。大きなポケットが特徴で、収納した物をやさしく保護する内張りのタオルもポイント。持ち運びやすく、色はインディゴとホワイトの2色展開。どんなシーンでも活躍し、性別を問わずに使えるデザインとなっています。

一方、ショルダーバッグ「tonari to iyokasuri NOTE」はPCや小物の収納に適しており、手持ちや肩掛けに対応。長さの調整も可能で、手軽に持ち運び可能です。

商品の詳細

• - tonari to iyokasuri TOOL」（トートバッグ）

- 価格: 22,000円（税込）
- サイズ: 52cm×38cm（底39cm×13.5cm）
- 発売日: 2025年5月23日（金）
- 展開店舗: 伊織オンラインショップ、伊織本店、松山お城下店、KITTE丸の内店
- 商品ページ

• - tonari to iyokasuri NOTE」（ショルダーバッグ）

- 価格: 9,900円（税込）
- サイズ: 27cm×33cm（底26cm×3cm）
- 発売日: 2025年5月23日（金）
- 展開店舗: 同上
- 商品ページ

担当者からのメッセージ

白方興業の柴田部長は、「伝統を未来につなぐために、この織物を継続して扱い続けることが重要」と語ります。同社の取り組みは、ますます希少となっている伊予かすりの価値を広める意義を持っています。「日常使いしやすい構造に加え、さりげないデザインが魅力的」と、その仕上がりには高い評価が寄せられています。

伊織の村上社長は、今回のプロジェクトは「伊予かすりが日常に取り入れられるように意識した」と語り、この商品が多くの人々に愛されることを願っています。新作バックで、あなたの生活に伝統を取り入れてみませんか？

tonariプロジェクトについて

伊織のサステナブルプロジェクト「tonari」は、廃棄物を減らす取り組みの一環として、地域企業とのコラボレーションによって持続可能なものづくりを目指しています。

いかがでしょうか？伝統に根ざし、未来へと進化する伊予かすりの商品が、あなたの日常を彩ることを期待しています。

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