ポッドキャスト『上場IPO最前線!地方企業の挑戦』が始まる
株式会社オトバンクが運営するポッドキャスト制作事業「PitPa」は、監査法人コスモスの新たな取り組みとして、地方中小企業の経営課題やIPO(株式公開)をテーマにしたポッドキャスト番組『上場IPO最前線!地方企業の挑戦』の配信を開始しました。この番組は、地方の中小企業が直面しているさまざまな課題を取り上げ、解決に向けたヒントを提供します。
日本の中小企業の現状
日本国内には約330万社の企業が存在し、その99.7%は中小企業です。これらの企業は全体の約70%の雇用を支えており、地方経済にとって非常に重要な役割を担っています。しかし、近年では後継者不足や財務的課題などに起因して、黒字経営を維持しながらも廃業の危機に直面する企業が増加しています。この現象は「2025年問題」として広く認識されています。
番組内容
『上場IPO最前線!地方企業の挑戦』では、監査法人コスモスの統括代表社員である新開智之さんが、全国の企業が抱える経営課題を分かりやすく解説していきます。特に、「TOKYO PRO Market」や「Fukuoka PRO Market」といった新しい上場市場の仕組み、また上場のメリットとデメリットについて詳しく紹介することで、地方の中小企業がどのようにさらなる発展を遂げることができるかを探ります。
具体的な配信情報
本番組は2025年8月21日から配信が始まり、毎週木曜日に新エピソードが公開されます。リスナーはApple Podcast、Spotify、Amazon Musicなどさまざまなプラットフォームでアクセスできます。
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期待される内容と出演者
この番組では、新開氏の専門的な知識を元に、経営者や関心のあるリスナーにとって有益な情報を伝えることを目指します。また、フリーアナウンサーの石井哲也さんが司会を務めることにより、幅広いリスナーに親しまれることを意図しています。彼は「上場を目指す経営者に限らず、まだ上場に興味がない企業にも聴いてほしい」と述べ、聴きやすい内容を提供することを約束しています。
今後の展望
このポッドキャストを通じて、地方企業の経営者や公認会計士といった専門家へIPO活用の可能性や実務上のポイントを伝えることにより、より多くの企業が直面している問題を解決する手助けとなることが期待されています。さらに、AIを活用した情報整理や、将来的な書籍化も視野に入れた取り組みが予定されています。
監査法人コスモスとオトバンクの役割
監査法人コスモスは、経営課題の解決と企業の成長を支援するために上場・IPOを推進しています。また、オトバンクは音声コンテンツの制作を通じて、より多くの人々にこの取り組みを広めることを目指しています。
これからの配信を通じて、地方企業の新たな挑戦と成長の物語がどのように描かれていくのか、ぜひお楽しみにしてください。